【2021紅白リハーサル】水森かおり 今年は大先輩・山口百恵の『いい日旅立ち』を披露「今回のドレスは大きくなりません(笑)」

2021.12.30

2021年12月31日(金)19:30~生放送の「第72回NHK紅白歌合戦」。
今年は有観客での開催が再開。また、例年行っているNHKホールが耐震工事で休館中のため東京国際フォーラムでの開催となる。
そんな紅白歌合戦の出場歌手陣によるリハーサルが28日(火)よりスタートしている。
「うたびと」ではその模様の一部、それから歌手たちの紅白にかける意気込みをお届けする。

今回は水森かおりの囲み取材の様子をお届け!


2003年(第54回)にヒット曲『鳥取砂丘』で初出場を遂げて以来、今年で19回連続出場となる水森かおり
“ご当地ソングの女王”として、毎年最新のご当地ソングを披露してきた水森だが、今年は紅白のステージでは初めてカバー曲に挑戦、山口百恵の『いい日旅立ち』で前半の紅組ラストを飾る

取材会で記者から意気込みを聞かれると、「今年もまたこの夢の舞台に帰ってくることが出来て嬉しいです。今年は昨年と比べるとやれる事が増えてきた年だったので、充実した一年を過ごすことが出来ました。その締めくくりに紅白という素晴らしい舞台に立たせていただくことが出来てとても光栄です。今年応援してくれた皆様に感謝を伝えたいです」と、まずファンへの感謝を語りつつ、「紅白で初めて大先輩のカバー曲に挑戦するということに一番大きなプレッシャーを感じているが、”水森かおり”なりに歌いたいです」と笑顔で意気込んだ。

近年ではド派手なイリュージョンに注目が集まる水森だが、今年の衣装や演出について聞かれると「今年も桂由美さんにドレスはデザインしていただきましたが、今回は大きくならないです(笑)」と記者陣の笑いを誘った。
演出としては、「今年は違う場所からの中継ということで、これも初めての経験なので緊張しています。先日”あさイチ”で司会の大泉洋さんがフライングでお話されていましたが、、、(笑)、私の記憶でもあまりない演出だと思うので、皆さんもアッと驚くのではないか」と語り、否応にも今年の演出に期待が高まる。

『いい日旅立ち』はもともと国鉄のキャンペーンソングとして発表された曲で、“ご当地ソングの女王”である水森にはぴったりの選曲。
「去年、今年は自由に旅することができない日常で、綺麗な風景にも触れあえなかったと思うので、私のステージで皆さんに旅気分を味わってもらいたいです。日本各地の美しい風景を見ていただいて、最後はビックリする場所から中継でお届けします。そろそろ出発します!」

そう語る水森に記者陣から”では都内ではないんですね?”という質問が飛ぶと、「いや分かりませんよ。すっごいゆっくり歩いていくかもしれない(笑)」と、中継先は見てのお楽しみと笑顔ではぐらかした。

最後に今年を表す漢字を聞かれた水森は、「笑」という文字を挙げた。
「今年はメモリアルコンサートが久しぶりに大きな会場で開催できたのが嬉しかったですね。ずっと無観客で歌ってきたので、お客様の前で歌えたことで、やはりお客様に生かしていただいているんだなと実感しました。そうやって少しずつお客様との触れ合いが増えて、皆さんの”笑顔”にたくさん触れることができたのが何より嬉しかったです。紅白は日本だけでなく世界中の方が見て下さると思うので、今年の締めくくりに日本の素晴らしい風景を届けたいです」

コロナ禍にあっても”笑顔”を大切にして前進を続けた水森が、今年の締めくくりにどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか、明日の放送から目が離せない。

 

第72回NHK紅白歌合戦

2021年12月31日(金)19:30~ NHK総合ほか

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