【2021紅白リハーサル】石川さゆり 『津軽海峡・冬景色』スペシャルバージョンでKREVA、MIYAVIとのコラボ!「何かその年なりの『津軽海峡・冬景色』を歌えたら」

2021.12.29

2021年12月31日 19:30~生放送の「第72回NHK紅白歌合戦」。

今年は有観客での開催が再開。また、例年行っているNHKホールが耐震工事で休館中のため東京国際フォーラムでの開催となる。

そんな紅白歌合戦の出場歌手陣によるリハーサルがスタートしている。

「うたびと」ではその模様の一部、それから歌手たちの紅白にかける意気込みをお届けする。

今回は石川さゆりの音合わせと囲み取材の様子をお届け!


出場歌手の中で最多の44回目となる石川さゆり。今年は1月に『なでしこで、候う/何処へ』、8月に『獨り酒』と、2枚のシングルを発売。コンサート活動も精力的に行った。

紅白では2007年から『津軽海峡・冬景色』『天城越え』を交互に歌っているが、今年はその『津軽海峡・冬景色』と、ラッパー・KREVA、ギタリスト・MIYAVIと3人でのコラボ曲『火事と喧嘩は江戸の華』を合わせた紅白スペシャルバージョンでお届けする。

音合わせでは、まずMIYAVIの激しいギターのリフが鳴り響き、ノリの良いリズムにKREVAのラップが乗ってくる。そして「さあさ、浮いた浮いた やーとやとやと」の威勢のいい掛け声が……。石川はKREVAとのラップの掛け合いも披露し、芸達者ぶりを見せてくれた。

そこから一転、あの重厚なイントロが流れ、『津軽海峡・冬景色』の世界へ。バックのスクリーンには雪景色や大きな波の絵が映し出される。一瞬で前の曲と切り替え、情感たっぷりに歌い上げる石川はさすがの一言だ。

 

紅白でこの曲を歌うのは12回目という石川は、「何かその年なりの『津軽海峡・冬景色』を歌えたら」と考え、今回KREVA、MIYAVIとのコラボをやることになったという。
「今年の『津軽海峡・冬景色』はこの3人でやります。忘れちゃいけない日本人の心、粋な世界を歌った『火事と喧嘩は江戸の華』から入って『津軽~』につなげていきたい。TVの前の皆さんもご一緒に「さあさ浮いた浮いた~」と言っていただきたいです」

KREVAが「さゆりさんの狛犬になって頑張る(笑)」、MIYAVIは「ジャンルを超えて、音で元気を届けたい」と話すと、「音楽はジャンルも世代も超えて行けます。紅白で、私たち(歌手の)エネルギーが皆さんに届いたらいいなと思います」と石川。

この3人のパフォーマンスを見て「スカッとした」と思ってもらえるような演出をスタッフにお願いしているそうなので、今から本番が楽しみだ。

第72回NHK紅白歌合戦

2021年12月31日(金)19:30~ NHK総合ほか

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