【2021紅白】白組トップバッターの郷ひろみ「初めて紅白へ出場した頃の気持ちを忘れず、白組を勝ちに導けるようなパフォーマンスをしたい」

2021.12.29

2021年12月31日(金)19:30~生放送の「第72回NHK紅白歌合戦」

今年は有観客での開催が再開。また、例年行っているNHKホールが耐震工事で休館中のため東京国際フォーラムでの開催となる。

そんな紅白歌合戦の出場歌手陣によるリハーサルがスタートしている。

「うたびと」ではその模様の一部、それから歌手たちの紅白にかける意気込みをお届けする。

 

今回は郷ひろみの囲み取材の様子をお届け!


1972年に『男の子女の子』でデビューして、来年50周年を迎える郷ひろみ。紅白は昨年に続き通算34回目の出場となる。

 

2021年の郷は50周年イヤーにふさわしく、ツアーやディナーショーなどのライブ活動に加え、8月には50周年記念シングル『100GO!回の確信犯(ヒャクゴカイノカクシンハン)』をリリース。
トラックメーカーのSASUKEが作詞・作曲・ミックスを担当。郷がこれまでリリースしてきた全曲の中から代表的なナンバー16曲をサンプリングして新たな楽曲に再構築した。
この1曲に郷ひろみの50年の歴史をギュッと詰め込んだ贅沢な作品で、大きな話題となった。

 

紅白では昨年、100曲以上の楽曲の提供を受けたという“恩師”筒美京平さんを偲んで「筒美京平トリビュートメドレー」を披露、『男の子女の子』『よろしく哀愁』を熱唱した郷。
今回は白組のトップバッターとして『2億4千万の瞳―エキゾチック・ジャパン』を歌唱、会場の空気を一気に温めてくれそうだ。
同曲は‘84年に発売された郷の50作目のシングル曲で、紅白では第35回と第47回に続いて3回目の歌唱となる。ちなみにこの曲は国鉄(現・JR)最後のキャンペーン「エキゾチック・ジャパン」のキャンペーンソング。
今回、水森かおりが歌う『いい日旅立ち』はそのひとつ前の国鉄のキャンペーンのテーマ曲で、図らずも昭和のキャンペーンソングが2曲そろい踏みとなった。

 

記者会見では、ステージはどんな演出になるのかと問われても、当日のお楽しみとばかりに明かさなかった郷だったが、そのほかの問いかけには元気いっぱい!
写真撮影でも「これが欲しいんでしょ」と、お得意のジャケットプレーを披露。
記者から今年の紅白への意気込みを聞かれた郷は「トップバッターって若い方がやることが多いですよね。だから僕も初めて紅白へ出場した頃の気持ちを忘れないように務めたいし、白組を勝ちに導けるようなパフォーマンスをしたい。久しぶりの有観客、存分に楽しんでいただけるように、派手で華やかな前向きなステージをお届けします」とやる気満々。
さらには、「今年はこれまでの楽曲555タイトルのサブスク配信もスタートさせたし、いろんなことにチャレンジした一年でした。だから僕の今年の漢字は前に前に前進していくという意味で『進』。紅白でいい締めくくりをして、来年は皆さんをさらに驚かせるようなことに挑戦したいですね」と最後まで意気盛んだった。
今年最後のステージではコロナで疲れた国民1億2千万人の2つの瞳に感動の涙を流させてくれそうだ。

第72回NHK紅白歌合戦

2021年12月31日(金)19:30~ NHK総合ほか

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