【2021紅白リハーサル】山内惠介、開催地・有楽町の名曲を披露！「お客様こそ歌の神様なのだと思います」
2021年12月31日（金）19:30～生放送の「第72回NHK紅白歌合戦」。
今年は有観客での開催が再開。また、例年行っているNHKホールが耐震工事で休館中のため東京国際フォーラムでの開催となる。
そんな紅白歌合戦の出場歌手陣によるリハーサルがスタートしている。
「うたびと」ではその模様の一部、それから歌手たちの紅白にかける意気込みをお届けする。
今回は山内惠介の囲み取材の様子をお届け！
2015年（第66回）に『スポットライト』で初登場を果たして以来、７年連続の出場となった山内惠介。
前回は50人以上の大編成オーケストラをバックに、自身のロングヒット曲『恋する街角』を披露した山内だが、今年はフランク永井の名曲『有楽町で逢いましょう』のカバーに挑戦する。
「7回目の出場にして、初めてカバーを歌わせていただきます。今年の紅白は有楽町の東京国際フォーラムで行われるということで、たくさんある曲の中でも一番似合う歌なんじゃないかと思います。紅白が有楽町で開催ということをしっかり全国へ、世界へ歌を届けて、聴いた方が有楽町に足を運んでみたいなと思っていただけるように歌いたいと思っています」
国際フォーラムでの開催について聞かれた山内は、「事務所から有楽町までは車で10分ほどなので、近いのが嬉しい」と笑う。
「でも良い場所ですよね。皇居も近くて、行われるのがふさわしい場所だなと思いました」
『有楽町で逢いましょう』を歌うにあたって、有楽町にある歌碑を訪れたという山内。
「有楽町という場所にあの歌の歌碑があるということは、それだけ街を象徴するものなんだということ実感しました。以前から名曲だなとは思っていたのですが、歌碑を訪れたことで特に思い入れが強くなりました」
有観客での開催について聞かれた山内は、「やっぱりステージは、お客様あってこそですよね！」と強く答えた。
「リハーサルとは違って、お客様がいてくれることでミラクルが生まれるんです。お客様こそ、 歌の神様なのだと思います」
ファンとの触れ合いを大切にする山内惠介は、コロナ禍でファンと握手できることがどれほど愛おしいことだったかを深く感じたという。
「握手することで、肌の温もりなどかたくさんのことを感じることができるんです。でも今はコロナの影響で握手もハグもできません。エアハグやエア握手はしているのですが、やっぱり寂しいですね。ファンの皆さんの存在感が、僕にとっては道標なんです。人生の先輩方もたくさんおられるのですが、そんな方々が『いろいろな事があるけど、私たちはもっと大変な時代を乗り越えてきたんだから、惠ちゃんもがんばって』と励ましていただける。愛を感じますね」
今年の紅白のテーマ「カラフル」に合わせて、様々な色の入ったデザインのジャケットで取材陣の前に登場した山内。実は今年2年ぶりに開催した「山内惠介 ５大都市コンサートツアー2021〜Roots あなたを愛で奪いたい〜」でも使った衣装だという。
「今回の紅白のテーマにピッタリだな思って着てきました。この国際フォーラムのステージでも着た衣装なので、コンサートに来てくれたお客様には今年を思い出していただけると思います」
大晦日の生放送では『有楽町で逢いましょう』に合わせて大人の雰囲気のシックな衣装を用意しているという。
「有楽町のネオンを衣装で表現したいと思っています。光らないわけはないですよね（笑）」
大晦日のお楽しみが、また一つ増えそうだ。
今年を表わす漢字を聞かれた山内は、「変」という文字を挙げた。
「2年ぶりにツアーを開催して思ったのですが、人は変わるのに２年くらいの年月が必要なんだと思います。１年目で種を蒔いたものが２年目で花開く、そんな２年だったように思います」
変化を感じた年を締めくくる紅白で山内惠介がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待高まるばかりだ。
第72回NHK紅白歌合戦
2021年12月31日(金)19:30～ NHK総合ほか