五木ひろしが北前船交流拡大機構から「北前船大使」第1号に就任 新曲『北前船/港町恋唄』を披露!

2022.5.30

新曲『北前船/港町恋唄』を発売した歌手の五木ひろしが、北前船交流拡大機構から「北前船大使」第1号に任命され、27日、都内ホテルで北前船大使委嘱状交付式と新曲発売取材会が行われた。

この度発売された新曲『北前船』は、江戸時代から明治時代にかけて日本海を中心に商品を売り買いしながら食文化などを日本中に運び届け、“動く貿易商社”とも呼ばれた商船群を歌った曲で、五木がロックと歌謡曲のサウンドに乗せ、一攫千金の夢を追う船乗りの姿をパワフルに歌った。カップリングの『港町恋唄』は、A・B・Cの3タイプがあり、北前船が立ち寄る寄港地合計60カ所を、それぞれ20カ所ずつ歌詞に取り入れた。同シングルは通販サイト・アマゾンの演歌部門の売れ筋ランキングで1位を記録し、好調な滑り出しを見せた。

この日初お披露目となった、北前船の絵が描かれた着物に身を包んだ五木がステージに登場し、『北前船』とカップリング曲『港町恋唄』(Aタイプ)を熱唱した。

新曲『北前船』の作曲を手掛けた五木は「航路が確立して350年という節目の年に歌を作ろうというお話をいただきました。大きな歴史を大切にするテーマを歌うのは大変光栄なことです。私の歌手生命にかけてこの歌をヒットさせたいです。そして、さらに北前船という歴史が長きにわたり続いていくことを願っております」と思いを語った。

カップリング曲『港町恋唄』については「北前船の寄港地60カ所を網羅している歌に仕上がりました。歌を聴いて自分の地元を探していただいて、1枚を選んでいただければと思います。この歌では、男のロマンを歌っていますが、立ち寄った港で恋が生まれたり、といった内容を取り入れ、ムード歌謡に仕上がりました。アルトサックスを武田真治くんが吹いてくれています」と明かした。

五木は、北前船日本遺産推進協議会の宮元陸会長から感謝状を受け取り、北前船交流拡大機構の浜田健一郎理事長から北前船大使の委嘱状を受け取った。

「北前船大使」に任命された五木は「名誉なことだと思っています。このような形で大使にさせていただくとは思っていなかったので、びっくりしましたが光栄だと思いました。それに恥じないように、より一層頑張っていきたいです。10月にはフランスで、2月には沖縄でフォーラムが行われます。大使としてすべてに参加できるかは分かりませんが、参加できないときは今回撮影したミュージックビデオを流していただければ」と語った。

五木は22日まで明治座で開催されていた「五木ひろし劇場」で、新曲『北前船』を披露していたと明かし、「発売前からファンの皆さんに聴いていただいていますが、反響はとても良いですね。その結果、好調な出だしを切れたのだと思います。今までずっとありそうでなかったタイプの歌ですね。私は女心を歌うことが多かったので、こういった勇ましい男を題材に歌うのは初めてでした。新鮮な感じがしているのではないかなと思います」と語った。

最後に、6月から「五木ひろしコンサート2022」を控える五木は「コロナ禍の状況で、私たちの世界も2年半は苦しい思いをしてきました。それでも少しずつ前に進んでいこうと、ここ1年を歩んできました。コンサートが延期・中止になったりとファンの皆さんも飢えていると思います。今年と来年も含めて、コンサートを全国でやっていけたら」と意気込んだ。

五木ひろし『北前船/港町恋唄』

発売中

価格:¥1,400

Aタイプ

品番:FKCM-49

【収録曲】

1.北前船
2.港町恋唄A
3.北前船(オリジナル・カラオケ)
4.港町恋唄(オリジナル・カラオケ)

Bタイプ

品番:FKCM-50

【収録曲】

1.北前船
2.港町恋唄B
3.北前船(オリジナル・カラオケ)
4.港町恋唄(オリジナル・カラオケ)

Cタイプ

品番:FKCM-51

【収録曲】

1.北前船
2.港町恋唄C
3.北前船(オリジナル・カラオケ)
4.港町恋唄(オリジナル・カラオケ)

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