【朝ドラ主題歌まとめ】ストーリーとともに心に残る名曲15選

2022.7.4

NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)は一日の始まりにふさわしい印象的なストーリーが特徴ですが、ストーリーを際立たせる主題歌も魅力のひとつです。本記事を読んでいる方の中にも、ストーリーとともに心に残っている主題歌があるのではないでしょうか。

そこで今回は、朝ドラの歴代主題歌の中からうたびとが15曲をピックアップしました。作品の概要や楽曲についての豆知識もあわせてご紹介していますので、放送当時を思い返しながらご覧ください。

朝ドラ主題歌を15曲ご紹介!

数ある楽曲の中から、うたびとがピックアップした名曲を15曲ご紹介します。

夢こそ人生(32作目「ロマンス」)

『夢こそ人生』は1984年に放送された「ロマンス」の主題歌です。朝ドラにおいて初めて歌詞入りの「主題歌」として起用されたことでも知られています。
「ロマンス」は、明治末年の北海道と東京を舞台にした作品で、映画文化誕生に情熱を注いだ平七(榎木孝明)たちが夢を追う様子を描いた作品。芹洋子、榎木孝明が歌う『夢こそ人生』は、夢の大切さを、舞台となる北海道ののどかな自然を想起させる曲調で表現しています。

晴れたらいいね(48作目「ひらり」)

『晴れたらいいね』は1992~93年に放送された「ひらり」の主題歌です。「ひらり」は、東京の下町・両国を舞台にした作品。思い切りのよい主人公・ひらり(石田ひかり)が「男しか踏み入れられない相撲の世界」に関わる仕事に就くことを目指し、やがて相撲部屋所属の栄養士として活躍する様子を描いています。

主題歌であるDREAMS COME TRUEの『晴れたらいいね』は、「ロマンス」以来8年ぶりの歌詞入り主題歌。心が弾む軽快なメロディーが特徴の本楽曲は「ひらり」の放送開始と同時期にリリースされ、発売1週目で約15万枚を売り上げる大ヒットを記録。1992年11月2日付オリコンチャートで1位を獲得するなど、DREAMS COME TRUEの代表曲となりました。

春よ、来い(52作目「春よ、来い」)

『春よ、来い』は、1994~95年に放送された「春よ、来い」の主題歌です。「春よ、来い」は、戦中から戦後の大阪・東京を舞台にした作品です。母の反対を押し切って上京したヒロイン・春希(第一部:安田成美 第二部:中田喜子)が自分の進む道を模索し、やがてテレビドラマの脚本家として歩み始める様子を描いています。脚本を「渡る世間は鬼ばかり」や「おしん」を手掛けた橋田壽賀子が担当しました。

主題歌である『春よ、来い』は、『真夏の夜の夢』『Hello, my friend』などと並ぶ松任谷由実の代表曲とされており、現在は小学校や中学校の卒業ソングとしても広く知られています。

<関連記事>
季節を感じる春を題材にした演歌・歌謡曲10選

Best Friend(64作目「ちゅらさん」)

『Best Friend』は2001年に放送された「ちゅらさん」の主題歌です。「ちゅらさん」は沖縄・小浜島と東京を舞台に、ヒロイン・恵里(国仲涼子)が初恋の人物との出会いや運命の再会などを経て成長し、やがて看護師として働く様子を描いた作品。家族との絆や心温まるエピソード、美しい自然とともに沖縄の魅力が詰められています。

主題歌である『Best Friend』はKiroroの10枚目のシングルです。玉城千春(ボーカル)が、壁にぶつかったり落ち込んだりすることが多い自分をいつも励ましてくれる金城綾乃(ピアノ)への感謝の思いをつづった楽曲です。「ちゅらさん」に起用されたことでヒット曲となり、2001年に開催された第52回NHK紅白歌合戦にも同楽曲で出場しました。

ありがとう(82作目「ゲゲゲの女房」)

『ありがとう』は2010年に放送された「ゲゲゲの女房」の主題歌です。「ゲゲゲの女房」は、島根と東京を舞台にした作品で、ヒロイン・布美枝(松下奈緒)が夫である漫画家の茂(向井理)をひたむきに支え、貧しいなかでも明るさを失わずに生きていく様子を描いています。

主題歌である『ありがとう』は、いきものがかり18枚目のシングルとしてリリースされました。「ゲゲゲの女房」の主題歌として書き下ろした楽曲で、「ありがとう」というシンプルな言葉の大切さを表現しています。ちなみに、「ゲゲゲの女房」制作統括・谷口卓敬は、番組の企画段階からいきものがかりへ主題歌をオファーすることを決めていたといわれています。

365日の紙飛行機(93作目「あさが来た」)

『365日の紙飛行機』は、2015~16年に放送された「あさが来た」の主題歌です。「あさが来た」は、京都の豪商のもとに生まれたヒロイン・あさ(波瑠)が、幕末から明治の大転換期を女性実業家として生き抜いていく様子を描いています。

主題歌である『365日の紙飛行機』は「あさが来た」のために制作されたAKB48の楽曲で、従来の楽曲イメージとは異なるアコースティック・ギターとストリングスを主体にした素朴な曲調となっています。人生を紙飛行機に例え、結果よりも「どのように飛んだのか」「どこを飛んだのか」という過程が大切だという思いが込められています。

花束を君に(94作目「とと姉ちゃん」)

『花束を君に』は2016年に放送された「とと姉ちゃん」の主題歌です。「とと姉ちゃん」は、亡き父に代わって母と妹二人を守ってきた”とと(父)姉ちゃん”ことヒロイン・常子(高畑充希)が、戦後の東京で出版社を立ち上げて女性のための雑誌を刊行する様子を描いた作品です。

主題歌である『花束を君に』は、ピアノとストリングスを基調にしたシンプルな構成の宇多田ヒカルのミディアムバラードです。戦後を生き抜いた強い女性を描いた「とと姉ちゃん」の世界観と、切ないなかにも温かさが共存した宇多田ヒカルの歌声がマッチしています。

若い広場(96作目「ひよっこ」)

『若い広場』は、2017年に放送された「ひよっこ」の主題歌です。「ひよっこ」は、出稼ぎに出た父の失踪をきっかけに集団就職で上京したヒロイン・みね子(有村架純)が、工場の仕事仲間や幼馴染、洋食店の家族たちに支えられながら成長する様子を描いた作品です。

主題歌である桑田佳祐の『若い広場』は、「Pon pon pon…」というコーラスが印象的な楽曲で、昭和を想起させる懐かしく温かいメロディーで構成されています。桑田が朝ドラの主題歌を担当するのは初めてですが、桑田が作詞・作曲した妻・原由子の楽曲『涙の天使に微笑みを』は1997~98年に放送された「甘辛しゃん」で起用されています。

ちなみに、桑田は2017年に放送された「ひよっこ 紅白特別編」に浜口庫之助役で出演。「涙くんさよなら」を歌ったことが話題になりました。

アイデア(98作目「半分、青い」)

『アイデア』は2018年に放送された「半分、青い」の主題歌です。「半分、青い」は、少女漫画家になるために上京したヒロイン・鈴愛(すずめ)(永野芽郁)が、結婚・出産・離婚・挫折を経て七転び八起きで平成の世を生きていく様子を描いた作品です。

主題歌である星野源の『アイデア』は2018年に配信限定シングルとしてリリースされました。本楽曲は1番は通常のバンド編成、2番は打ち込みによるダンスナンバー、Cメロは星野自身による弾き語り、大サビ以降は1番と同様のバンド編成となり、最後に銅鑼(どら)を鳴らすという様々なジャンルの音楽で構成されています。

優しいあの子(100作目「なつぞら」)

『優しいあの子』は、2019年に放送された「なつぞら」の主題歌です。「なつぞら」は、戦争で両親を失ったヒロイン・なつ(広瀬すず)が、十勝の大地で培った豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーションの世界で活躍する様子を描いた作品です。

主題歌である『優しいあの子』は、スピッツの42枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。北海道を舞台にした「なつぞら」の世界観を意識した牧歌的な曲調で、歌詞の中に「コタン」などのアイヌ語を使用しています。

フレア(101作目「スカーレット」)

『フレア』は2019~20年に放送された「スカーレット」の主題歌です。「スカーレット」は、戦後まもなく家族とともに滋賀・信楽にやってきたヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)が陶芸界に飛び込み、結婚・出産・離婚を経て独自の信楽焼を見出していく様子を描いた作品です。

主題歌であるSuperflyの『フレア』は2019年にリリースされたダウンロード・シングルです。迷いや不安に遭っても笑って強く生きる様子、弾むような曲調で表現しています。

星影のエール(102作目「エール」)

『星影のエール』は2020年に放送された「エール」の主題歌です。「エール」は、福島に生まれた主人公・裕一(窪田正孝)が、後の妻となる音(二階堂ふみ)と出会い、不遇の時代を乗り越えて数々のヒット曲を生み出していく様子を描いた作品です。

『星影のエール』は、GReeeeNの34枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。2020年7月6日付のオリコンシングルチャートでは週間5位を記録し、2014年3月にリリースされた『愛すべき明日、一瞬と一生を』(8位)以来、約6年3か月ぶりのトップ10入りとなりました。2020年に開催された第71回NHK紅白歌合戦では、同曲で初出場を果たしています。

なないろ(104作目「おかえりモネ」)

『なないろ』は、2021年に放送された「おかえりモネ」の主題歌です。「おかえりモネ」は、宮城県・気仙沼沖の島で育ったヒロイン・百音(清原果耶)が山林ガイドの仕事で気象予報士と出会ったことをきっかけに、個性的な先輩や同僚に鍛えられながら気象予報士として活躍していく様子を描いています。

主題歌である『なないろ』は、BUMP OF CHICKENの16作目の配信限定シングルとして2021年5月18日にリリースされました。舞台である宮城県の美しい自然を想起させる爽やかな曲調が印象的な楽曲で、本楽曲は2021年の第72回NHK紅白歌合戦で同バンドの代表曲である『天体観測』とともに演奏されました。

アルデバラン(105作目「カムカムエヴリバディ」)

『アルデバラン』は、2021~22年に放送された「カムカムエヴリバディ」の主題歌です。「カムカムエヴリバディ」は安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)の三世代のヒロインたちが、それぞれの時代の試練にぶつかりながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を見出していく様子を描いた作品です。

主題歌であるAIの『アルデバラン』は、2021年11月1日にリリースされました。作詞・作曲は森山直太朗が手掛けており、大切な人が幸せであるように願う歌詞が、それぞれの時代の試練にぶつかりながら自分らしく生きていく本ドラマのヒロインの様子とマッチしています。

燦燦(106作目「ちむどんどん」)

『燦燦』は、現在放送中の「ちむどんどん」の主題歌です。「ちむどんどん」は、沖縄を舞台にヒロイン・暢子(黒島結菜)が家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見出し、やがて沖縄料理の店を開く様子を描いた作品です。

主題歌である『燦燦』は、三浦大知の29枚目となるシングルです。家族の絆を想起するような温かな曲調と、三浦の透き通るような歌声がドラマの世界観とリンクしています。

幅広い世代の心に残る朝ドラの主題歌

今回は、歴代の朝ドラ主題歌の中からうたびとがピックアップした15曲をご紹介しました。爽やかな朝の始まりを彩る楽曲たちを聴いて、当時の思い出に浸るのも良いのではないでしょうか。

チャンネル銀河で「なつぞら」をCS初放送!

放送日時:2022年8月10日(水)スタート (月~金)8:15~ 2話連続
出演:広瀬すず、松嶋菜々子、藤木直人、岡田将生、安田顕、音尾琢真、戸次重幸、吉沢亮、山田裕貴、草刈正雄、中川大志、貫地谷しほり、井浦新、染谷将太、清原果耶 ほか

番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/detail/natsuzora/

チャンネル銀河を観るには

スカパー!(CS305)なら単チャンネル視聴料 月額660円(税込)

ご加入月は月額0円!
翌月以降、スカパー!基本料月額429円+チャンネル銀河視聴料660円=月額1089円(税込)

【視聴の流れ】
STEP1:スカパー! が映るか確認
ご自宅のテレビでCS161/QVCを選局してください

STEP2:加入お申し込み
事前にB-CASカード番号をご用意ください

!!お申し込みはこちらから!!

お電話でも申し込み可能です
スカパー!カスタマーセンター:0120-039-888 (受付10:00~20:00)

STEP3:お申し込みチャンネルに合わせて待つ
チャンネル銀河の場合、約30分でご視聴可能

 

※映らない場合、アンテナが対応していない可能性があります。ご視聴方法についてはこちらでご確認ください。
※B-CASカードについてはこちらでご確認ください。
※チャンネル選局方法や操作方法は、テレビの取扱説明書等で必ずご確認ください。

スカパー!プレミアム(CS664)での視聴

約240chが全てハイビジョンでご視聴いただけるフルラインナップサービスです。

詳しくはこちらから

J:COM・全国のケーブルテレビでの視聴

お住まいの地域のケーブルテレビ局よりお申込みください。

こちらより検索

※お住まいの地域のケーブルテレビ局が見つからない場合は、チャンネル銀河 カスタマーセンターにお問合せください。

auひかりでの視聴

KDDI(au)の光ファイバーをテレビに繋いでご覧いただけます。

お申込みはこちらから

視聴に関するお問い合わせ

チャンネル銀河カスタマーセンター 0120-945-666 (受付10:00~20:00)

関連キーワード