美川憲一、LINE CUBE SHIBUYAで1年振りのコンサート開催! 「杖をついてでも歌い続けたい」

美川憲一
2023.6.8

歌手の美川憲一が6月7日、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYA「美川憲一コンサート2023 〜あなたへ愛の讃歌〜」を開催した。

今年77歳の誕生日を迎え、来年デビュー60周年を迎える美川憲一。昨年6月に開催した中野サンプラザでの公演以来、1年ぶりとなる同公演には、全国各地からファン1900人が詰めかけた。この日着用した4つの衣装のうち、3つがステージ初披露。存在感たっぷりのきらびやかな豪華衣装に観客が熱狂する中、美川は『さそり座の女』『柳ヶ瀬ブルース』『生きる』など全20曲を熱唱した。

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公演の終盤にはファンに感謝の思いを述べ「いつまでもあなたのために歌い続けたい」と伝えると、会場は拍手喝采に。2時間にわたって、衰えを感じさせない伸びやかな歌唱で観客を魅了した圧巻のステージとなった。

「杖をついてでも歌い続けたい」生涯現役を宣言!

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開演前に行われた取材で、来年、デビュー60周年を迎える美川は「しぶといでしょ?自分でも嫌になっちゃうわ。60年もやってこれるなんて思いませんでした。諦めずに前を向いてしっかり歌い続けてよかった。歌があったからこそやってこれた」と振り返った。

「普通の人は60年なんて迎えられない」と記者からツッコまれると、「よく言われるんですけど、オバケはそんな簡単にくたばらないわよ」と笑いを誘う場面も。

77歳でもステージで歌い続けられる“若さの秘訣”について聞かれると、「衰えは感じます。運動しようと思うけど、マラソンやジョギングはあまり好きじゃない。家では通販で買った器具を使ってますが、三日坊主で終わっちゃう。足にくることが不安なので努力はしなきゃと思います。おしゃれが好きなので、おしゃれをして自分磨きをすることが元気の秘訣」と明かした。

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8月23日(水)に発売する新曲『ふたつの愛』について「この歌は2人の母をテーマに作っていただきました。鳥羽一郎さんのご子息の木村竜蔵さんが作詞・作曲を手がけました。鳥羽さんとご子息のお二人(木村竜蔵、『二代目』で昨年デビューした木村徹二)の4人で食事をした際に、私の幼い頃の話や、母2人の話をしたら感動してくださって。本当によくできた歌で、レコーディングもあっという間に終わりました。少しシャンソン風の楽曲で、聴くとほっこりするようなメロディーです。楽しみにしていただきたい」とPR。

最後に美川は「今日は私の元気な姿を見て、ファンの皆さんには元気になってお帰りいただきたい。『大変な時代だからこそ、私もしぶとく頑張っているんだから、しぶとく頑張っていくのよ』とお伝えしたい。これからも声が続く限り、杖をついてでも歌い続けたい」と生涯現役を宣言した。

8月23日(水)発売の新曲『ふたつの愛』の詳細は後日発表予定。デビュー60周年に向かって輝き続ける美川憲一の今後に注目したい。

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セットリスト

M1 さそり座の女
M2 幸せになりたい
M3 お金をちょうだい
M4 おだまり
M5 おんなの朝
M6 北国夜曲
M7 納沙布みれん
M8 東京ホテル
M9 駄目な時ゃダメよ
M10 別れてあげる
M11 みれん町
M12 新潟ブルース
M13 釧路の夜
M14 柳ヶ瀬ブルース
M15 生命のブルース
M16 火の鳥
M17 こころに花を
M18 愛の讃歌
M19 生きる
M20 歌いつづけて

◆「美川憲一コンサート2023 〜あなたへ愛の讃歌〜」のストリーミングはこちらから:

美川憲一 (lnk.to)

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