三山ひろしが「DAM CHANNEL 演歌」の7代目MCに就任! MC交代式に出席し「大役を仰せつかり、とても光栄」

津吹みゆ 三山ひろし
2023.9.4

歌手の三山ひろしが9月1日、通信カラオケ・DAMの曲間で流れる情報コンテンツ「DAM CHANNEL 演歌」の7代目MCに就任し、東京・北区の北とぴあ つつじホールで行われた交代式に出席した。

2017年7月の開始以来、演歌・歌謡のアーティストをゲストに迎え、演歌ファンが多く集まるカラオケ喫茶、スナック、バーなどのカラオケ市場で親しまれている「DAM CHANNEL演歌」。初代MCの川野夏美をはじめ、岩佐美咲瀬口侑希中澤卓也城之内早苗津吹みゆと、これまで6人がMCを務めた。

この日はMC交代式の前に、現MCの津吹による「DAM CHANNEL演歌」の公開収録が行われた。3年ぶりとなる公開収録にはファン約400人が集い、オープニングでは津吹が最新曲『郡上しぐれて』を披露した。

津吹みゆ

今回は岩本公水をゲストとして招き、3年前から作り始めたお手製みそ“いわもとく味噌”や得意の陶芸、そして最新曲『春蝉』のレコーディング秘話をテーマにトークを展開。岩本は「皆さまと楽しい時間を作って思い出を増やしたい。いつかコンサートの終演後に、“いわもとく味噌”で作ったみそ汁を振る舞いたい」と夢を語り、『しぐれ舟』、最新曲『春蝉』を歌唱した。番組のラストには、津吹と岩本でPUFFY『愛のしるし』を熱唱して会場を盛り上げた。

津吹みゆ 岩本公水

収録後、会場が温かい雰囲気に包まれるなかで「DAM CHANNEL演歌」のMC交代式が行われた。7代目MCを務めるのは、「NHK紅白歌合戦」に8年連続出場の経歴を持つ三山ひろし。演歌界をけん引する実力派歌手として活躍しながら、芸能人唯一の「日本けん玉協会」認定指導員、さらに、落語家・三山家とさ春としても活躍の場を広げている。三山は今年10月から来年9月まで7代目MCを務める。

津吹はMCを務めた1年を振り返って「『DAM CHANNEL演歌』という番組を通して、たくさんの先輩方と素敵なお話をさせていただきました。スタッフの皆さまと、いつも温かく見守ってくださるファンの皆さまの支えがあって、1年間走り切ることができました。毎回収録が楽しくて、すごく勉強させていただいた1年でした」と話した。

津吹みゆ 三山ひろし

津吹が三山をステージに呼び込むと、会場の熱気は一気に急上昇。三山が「1年間お疲れさまでした!」と津吹に大きな花束を贈り、津吹は「DAM CHANNEL演歌」“MCの証”として、三山に金のビッグマイクを贈呈した。会場からは「おめでとう!」と歓声が上がり、大きな拍手が鳴り響いた。

三山は「これを持ってどうやって歌おうかな(笑)。がんばります。どうぞ皆さま温かく見守ってください。よろしくお願い申し上げます。DAM CHANNEL!」と決意表明。今回のMC交代を記念して、三山と津吹による『二輪草』のデュエットを披露した。

津吹みゆ 三山ひろし

7代目MC・三山ひろしが番組公開収録 初回の鳥羽一郎ら豪華ゲストが登場!

7代目MCに任命された三山はさっそく、初MCとなる「DAM CHANNEL 演歌」の初回公開収録に臨んだ。“先輩方に演歌について教えてもらい、三山自身も学んでいく”という番組テーマに合わせた教室のセットで、三山はNHK紅白歌合戦の初出場曲『お岩木山』を歌唱。さらに得意のけん玉で“つばめ返し2回転”を披露した。

三山ひろし

初回ゲストは、昨年40周年を迎えた鳥羽一郎。大ヒットデビュー作『兄弟船』で味わい深い歌声を披露した後、少し緊張した面持ちの三山とのトークがスタート。昨年演歌歌手デビューした次男・木村徹二の話題になると、鳥羽は「昔からコロコロと、こぶしがよくまわる子でした。演歌をやると言われてすごくうれしかったよ」と明かした。

三山ひろし 鳥羽一郎

三山に「この業界には厳しさもあります。木村さんの今後について心配はありますか」と聞かれ、鳥羽は「6年ぐらい、竜徹日記としてこの業界でやっているから、そのあたりは大丈夫かな」と語った。9月6日発売の新曲『哀傷歌』を歌唱した後、次のゲストとなるおかゆと共に『銀座の恋の物語』をデュエットで披露した。

鳥羽一郎 おかゆ

新曲『渋谷のマリア』が好調のおかゆは、芸名の由来から、昭和歌謡をプレイするDJ OKAYUとしての活動など、三山と息の合った “ダジャレ合戦”のようなユーモアあふれるトークで会場を盛り上げた。おかゆは、デビュー曲『ヨコハマ・ヘンリー』と、ロック歌謡の最新曲『渋谷のマリア』を熱唱した。

おかゆ 男石宜隆

おかゆの次に招かれたゲストは、“ドラマチック歌謡の旗手”の異名を持つ男石宜隆おかゆと共に『ロンリー・チャップリン』をデュエットで披露し、ムードたっぷりの歌唱で会場を酔わせた。当時はロックなどを歌っていた男石が演歌・歌謡に転向したきっかけや、作・編曲家の伊戸のりおと作詞家の円香乃への弟子入り秘話などの深掘りトークを展開。『那智の恋滝』と新曲『六つの花』を情感たっぷりに歌唱した後、藤原浩『また君に恋してる』で息のあったデュエットを披露した。

男石宜隆 藤原浩

今回の収録でラストを飾ったゲストは、9月6日に新曲『男、涙の酒』を発売する藤原浩『倉敷川哀歌』を歌唱した後、最近ハマっているという水風呂や、師匠・遠藤実との印象的なエピソードなどを明かした。観客を前にしての初披露となった新曲『男、涙の酒』を伸びやかに熱唱すると、会場からは拍手が沸き起こった。

三山ひろし 藤原浩

収録終盤には、藤原と三山の“Wひろし”『サライ』を熱唱。三山は「今日は皆さんに受け入れていただけるのかドキドキしておりました。顔はニコニコ笑っていましたが、心の中はもじゃもじゃ! となっておりました(笑)。重ねてお礼を申し上げます」と初MCを振り返り、最新曲『北海港節』を力強く熱唱して収録を締めくくった。

三山がMCを務める新しい「DAM CHANNEL演歌」は、初回ゲストに鳥羽一郎を招いて、10月3日に配信される。

三山ひろし

三山ひろし コメント

DAM CHANNEL演歌のMCという大役を仰せつかり、とても光栄です。DAMとともに育ってきたと言っていいくらい、カラオケが大好きです。
ゲストの皆さまと一緒に歌の素晴らしさを発信できるよう、一生懸命に務めさせていただきます。

<あわせて読みたい>

新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~三山ひろし『北海港節』 ※本人コメント動画
歌手活動15周年の三山ひろしが新曲『北海港節』をリリース 「歌の道の一里塚を踏みしめて歩み出す決意と覚悟がこの歌にはあふれています」
明治座で『梅沢富美男劇団 梅沢富美男・研ナオコ特別公演 三山ひろし特別出演』が開幕 息ぴったり、爆笑ありの合同取材会レポート!

関連キーワード