松尾雄史、東京・日本橋三井ホールで「松尾雄史2024〜12年の道標〜」を開催、“ロック歌謡”で新たな魅力開花! うたびと独占・終演後インタビューもお届け!

松尾雄史
2024.3.11

歌手の松尾雄史が3月9日、東京・中央区の日本橋三井ホール「松尾雄史2024〜12年の道標〜」を開催した。

今年デビュー12周年を迎え、4月に新曲『赤羽ノスタルジー』の発売を控える松尾雄史。このコンサートは、松尾のデビュー12周年を記念して行われ、全国各地から約600人のファンが駆けつけた。

パステルイエローのスーツ衣装で登場した松尾は、デビュー初期のオリジナル曲『青二才』『純子の泪』の2曲を伸びやかに歌唱して、コンサートをスタートさせた。

松尾雄史

熱烈な声援が止まらない中、松尾は「ちょっとだけ喋らせてください(笑)。今日はいろんなところからお越しいただき、ありがとうございます。18歳まで長崎にいて、東京に出てきて14年になります。ちょうど去年の明日、10周年コンサートをやっていました。あれから1年が経つなんてびっくりです。今日はいろいろとやらせていただきますので、最後までお付き合いください」とあいさつ。

その後、2012年に発売したデビュー曲『くちなし慕情』のカップリング曲『親友』を艶っぽい歌声で披露した。

松尾は「最近はガーデニングにハマっています。これからは自給自足の時代ですから、プランターを買ってきて野菜から始めました。最近は花もやっていて、バラも植えました」とトークで観客を楽しませながら、アップテンポな人気曲『バラの傷あと』『思いどおりに』を歌唱した。

松尾がロック調の歌謡曲をノリノリで熱唱!

松尾雄史

またこの日は、記念コンサートならではの特別なセットリストを用意。 “ジュリー”を彷彿とさせるド派手なメイクと衣装に着替えた松尾は、RCサクセション『トランジスタ・ラジオ』や、沢田研二『危険なふたり』などのロック調の歌謡曲を力強く熱唱した。“本格演歌”の王道をいく松尾のイメージを覆すようなエネルギッシュなパフォーマンスに、観客から大きな声援が飛び交い、会場は熱気で包まれた。

客席には松尾の師匠で恩師の水森英夫の姿も。松尾は「今日は僕の師匠の水森英夫先生がご夫妻で来てくださいました。楽屋で『今日は何か面白いことをやるんだろう?』と言われて、先ほどやったことがその面白いことでした。…大丈夫でしたか(笑)?」と観客に語りかけると、客席からは「良かったよー!」と大きな声援が送られた。

ロック調の名曲カバーで会場を盛り上げた後は、松尾の歌世界をじっくりと聴かせるオリジナル曲のコーナーへ。革ジャンとジーンズの衣装に着替えた松尾は、客席を回って観客と握手しながら、2022年に発売した『オランダ坂に雨が降る』を歌唱。続けて、観客と息の合った「ホーイホイ」のかけ声が印象的な股旅演歌『信州追分政五郎』を披露した。さらに、ソロコンサートでは初披露となる、4月3日(水)発売の新曲『赤羽ノスタルジー』を伸びやかに歌唱し、会場から大きな拍手が沸き起こった。

松尾雄史

強く印象に残るような演出が盛りだくさんだったコンサートの終盤には、松尾の代表曲『すず虫』『なでしこの花』で演歌節を炸裂させ、松尾らしくスケール感のある壮大な旅情歌謡『サハリン航路』『メルボルン特急』を熱唱した。

松尾は「また何かありましたら、必ずおいでくださいますように、次は化粧するかどうかは分かりませんし、そのうち裸になるかもしれません(笑)。いろんなことをやろうかと思っております。懲りずに飽きずに、ぜひお待ちをしております」と笑顔で観客に思いを伝え、本編を締めくくった。

アンコールで再びステージに登場した松尾は『ラストソング』『危険なふたり』を再び歌唱して、最後まで会場を大いに盛り上げた。松尾雄史がこれまで築き上げてきた歌世界の軌跡を余すことなく披露し、新たな未来の道標を見せた12周年記念コンサートは、大盛況のうちに幕を閉じた。

松尾雄史

【うたびと独占】松尾雄史に終演後インタビュー!

うたびとは終演後、アップテンポなロック調の歌謡曲にチャレンジし、新たな世界を拓いた松尾にインタビューを行った。

松尾雄史

——本日のコンサートはいかがでしたか?

今日は楽しかったです。セットリストをもらった時に、「これは無理じゃないの?歌えるのかな?」と思っていましたが、なんとか形にできました。あんなことやったことがなかったので、意外と面白かったです。

——5月にチャンネル銀河で本日のコンサートの放送が決定しました。見どころを教えてください。

今回の見どころは、コンサート中盤に披露した、激しい歌謡曲の5曲です。あんなにはっちゃけたのは学生以来でした(笑)。今回は新しい歌も歌いましたし、普段歌わない歌が多かったです。担当してくださったプロデューサーの選曲がいわゆる演歌ではない曲ばかりで、忌野清志郎さんの『トランジスタ・ラジオ』なんて「とんでもない!どうやって歌うの?」と思っていました。忌野さんの歌を聴いても分からないし、山崎まさよしさんや福山雅治さんもカバーしていますが、歌い方が全然違いました。僕だったらこれしかないかなという歌い方で歌いました。普段だったら断りますね(笑)。ぜひやってみて!と言われて挑戦したので、やり終わったらスッキリしました。

——ファンの方へメッセージをお願いします。

デビューから12年が経ちました。一人で歌っていても歌手はできません。皆さんがいてくださってのことですから、これからもいろんなことに挑戦しつつ、今日みたいな格好をして、ロック調の歌謡曲も時にはやるかもしれません(笑)。ぜひ期待をしてみてくださったらと思います。これからもよろしくお願いいたします。

 

松尾雄史

 

なお、この日のコンサートの模様は、5月にCSチャンネル銀河で放送が決定している。“本格演歌”を歌う松尾雄史の新たな可能性を感じさせた、12周年記念コンサートの感動を、ぜひ味わっていただきたい。

松尾雄史2024〜12年の道標〜

日時:2024/5/12(日) 8:30〜9:30
放送局:CSチャンネル銀河
番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/detail/ymatsuo2024/episode.html?id=23934

「松尾雄史コンサート2024~12年の道標~」プレイリストはこちら

https://lnk.to/pl_matsuo12th

松尾雄史『赤羽ノスタルジー』

松尾雄史「赤羽ノスタルジー」

2024年4月3日(水)発売

品番:CRCN-8649
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.赤羽ノスタルジー(作詞:もりちよこ/作曲:水森英夫/編曲:伊平友樹)
2.ガラスの指輪(作詞:もりちよこ/作曲:水森英夫/編曲:伊平友樹)
3.赤羽ノスタルジー(オリジナル・カラオケ)
4.ガラスの指輪(オリジナル・カラオケ)

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