キム・ソンジェ、パク・ジュニョン、新浜レオンが都内で「3人の歌仲間 日韓スペシャル」を開催！ ソンジェが天然発言連発で大盛り上がり、「今度はこのコンサートを韓国でやりたい」
歌手のキム・ソンジェ、パク・ジュニョン、新浜レオンが4月20日、東京・北区の北とぴあ さくらホールでコンサート「3人の歌仲間 日韓スペシャル」を開催した。
「3人の歌仲間」は、3組のアーティストが集い、生バンドと楽しいトーク、普段とは違う魅力満載の人気コンサートシリーズ。今回のコンサートは、2025年に日韓基本条約締結から60周年を迎えるのを記念して開催され、SUPERNOVA（旧名・超新星）のキム・ソンジェ、パク・ジュニョン、新浜レオンの日韓人気歌手が一堂に介した。会場には大勢のファンが駆けつけ、開演前から熱気に包まれた。
照明の明転とともにステージに登場した3人は、パク・サンチョルのヒット曲『無条件（ムジョッコン）』を歌唱してコンサートは幕を開けた。
観客の大歓声と拍手が止まぬ中、キムが「こんにちは！キム・ソンジェです。よろしくお願いいたします」、パクが「皆さん、アニョハセヨ〜！はるばる韓国から来ました（笑）。韓国釜山出身のパク・ジュニョンです。よろしくお願いします！」、新浜が「皆さんアニョハセヨ！新浜レオンです。日韓スペシャルということで、日本代表として選んでいただいて光栄です」とあいさつ。
キムが「来年は日韓基本条約締結から60周年を迎えます。今回の『3人の歌仲間』はこれを記念して開催されました」と話し、新浜が「今日は日韓の友好の架け橋になれるようなステージにしたいと思います！」と気合を込めると、会場から歓声が上がった。
MCで会場が温まったところで、3人のオリジナル曲のコーナーへ。まずは新浜が『離さない 離さない』、『捕まえて、今夜。』を披露した。
新浜が「僕は韓国が大好きです。韓国料理が大好きで、週に一回は食べています。でも実際には、韓国に行ったことがないんですよね」と明かすと、会場にざわめきが。その反応を受けて、新浜が「会場の皆さんは、韓国に行ったことがある方が多いんじゃないですか？」と観客に尋ねると、多くの観客が手を挙げ、「ほぼ全員、韓国に行ったことがある感じじゃないですか！」と驚いた様子を見せて観客を笑わせていた。
続いてパクが『夢のままで』、『チャラ』をパワフルに歌唱して、さらに会場を沸かせた。パクは「日本でデビューしてから12年。こんな日が来るんですね。憧れのキム・ソンジェさんとお会いしたくて、このステージで会えてとてもうれしいです。日本で活動していると、なかなか韓国のアーティストさんとご一緒することがあまりないので、今日はどんなステージになるのか、皆さんとどういうふうに楽しめるのか、すごく楽しみにしていました」と笑顔で語った。
続いて登場したキムが『泣きたくなったら泣いてもいい』を披露すると、客席も一体となって大合唱の声が鳴り響いた。2曲目は、松山千春の『長い夜』を伸びやかに歌唱。キムは「今日は、1月末に福岡でイベントしてから、初めての日本でのイベントです。日本の天気はやばいですね！月曜日に来日して、日本はすごくきれいだと感じました」と日本語でMC。
その後、キムがあたりを見回してから「ここはどこですかね？えっ、東京？！ホテルから50分ぐらいかかったので、違うかなと思いました。よかったよかった！」と天然発言で会場の笑いを誘った。
「今度は『3人の歌仲間』コンサートを韓国でやりたい」
コンサート中盤には、様々なトークテーマにあわせて3人の魅力を深掘りする「仲良しトーク」コーナーを展開。仲良しトークとはいえ、キムはこのイベントをきっかけに2人と初めて会ったばかり。果たしてトークは盛り上がるのか？！
“影響を受けた日韓アーティスト”のトークテーマでは、新浜が「僕が影響を受けた韓国のアーティストはパク・ジュニョンさんです！そして、ソンジェさんですね！今日はお二人と共演できて光栄なんです」と熱烈アピール。
パクは、「影響を受けた日本のアーティストは、レオンくんのお父さんですね（笑）。一応、自分よりも先輩の方にしておこうかなと思って」とジョークでかわしつつ、「高校の時はバンドが流行っていて、X JAPANさんに影響を受けました。僕も当時、バンドでボーカルをしていました」と明かした。
続けてキムが「僕たち（SUPERNOVA）は今でもアイドルじゃないですか。僕は日本ですごく活躍していた、東方神起さんに影響を受けました。日本のアーティストでは、あいみょんさんが大好き」と明かして会場を沸かせた。
またトーク中には、キムの天然発言で盛り上がる場面も。“日韓で今流行っている音楽”にテーマが変わると、キムは「僕は最近テレビを観ないので、正直分かりません。最近のことは分かりません」と明かし、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
さらにトークコーナーでは、3人で“歌手になったきっかけ”を語り合った。最年長のパクは、日韓の文化と言語に理解がある“兄”として、天然発言を繰り出す“弟”たちのフォローをしながらトークを盛り上げた。笑いの絶えないひとときとなったトークコーナーの終盤には、3人は「今度は『3人の歌仲間』を韓国でやりたいですね！」と意気投合していた。
3人がそれぞれ最新曲を歌唱した後、パクが韓国ドラマ「冬のソナタ」の主題歌でRyuの『最初から今まで』、キムが優里の『レオ』、新浜が尾崎豊の『OH MY LITTLE GIRL』を哀愁たっぷりに披露し、会場はしっとりとした空気に包まれた。
最後は3人でやしきたかじんの『やっぱ好きやねん』を情熱的に歌い上げ、大盛り上がりだったスペシャルコンサートは全15曲を披露して幕を閉じた。
この日のコンサートの模様は、6月にCSチャンネル銀河で放送が決定している。放送日時の詳細は後日発表予定。キム・ソンジェ、パク・ジュニョン、新浜レオンそれぞれの個性が光るスペシャルコンサート「3人の歌仲間 日韓スペシャル」を、ぜひお楽しみいただきたい。
セットリスト
M1 無条件（ムジョッコン）
M2 離さない 離さない
M3 捕まえて、今夜。
M4 夢のままで
M5 チャラ
M6 泣きたくなったら泣いてもいい
M7 長い夜
M8 全てあげよう
M9 寒流
M10 먹을사람（モグルサラン）
M11 最初から今まで
M12 レオ
M13 OH MY LITTLE GIRL
M14 最後の雨
M15 やっぱ好きやねん
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