新浜レオンが、木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞作曲『全てあげよう』をリリース! 「僕の憧れの西城秀樹さんのエッセンスが詰まった1曲です」

2024.4.16

歌手デビュー6年目を迎える新浜レオンが、新曲『全てあげよう』をリリース! 木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞作曲という豪華な顔ぶれでも話題の1曲だ。インタビューでは新曲誕生の裏話から、歌手を目指すきっかけになった父のエピソード、野球青年の新浜らしい最近のオフの過ごし方まで、明るくエネルギッシュに語ってもらった。


――新曲『全てあげよう』は、木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞作曲という点でも話題ですが、まずは楽曲誕生の経緯から教えてください。

昨年、木梨さんがパーソナリティーを務める「土曜朝6時 木梨の会。」というラジオ番組に出演させていただきました。同じ回に所さんも出演されていたのですが、生放送中に木梨さんが、所さんに「レオンくんに、西城秀樹さん風の曲を作ってよ〜」とおっしゃって。僕は、トークの流れで言っただけで、きっと本気じゃないだろうと思っていたのですが、なんとその2日後に木梨さんから「レオンくん、曲できたから」とお電話が。そこから1カ月くらいで完成したという、かつてないほどスピーディにできた曲です。

――すごい早さですね! レオンさんも木梨さんも、西城秀樹さんがお好きと聞きました。

僕自身、もともと西城秀樹さんを心から尊敬していまして、歌謡番組などでよく秀樹さんの曲を歌わせていただいていました。聞けば、木梨さんも秀樹さんが大好きとのこと。歌手として好きなだけでなくすごくお世話にもなったそうで、木梨さんのお話を聞いていると、心から秀樹さんをリスペクトされていることがビンビン伝わってきました。新曲プロデュースのお話も、木梨さんが僕の中に、自分と同じくらい“秀樹さん愛”を感じたのが一つのきっかけだと思います。秀樹さんがつないでくださったご縁なんじゃないでしょうか。

――初めて曲を聞いた時の印象はいかがでしたか?

サビで始まる曲の冒頭を聞いた瞬間、「秀樹さんだ〜!」と感激しました。これまで僕の曲は、サビに向かって少しずつギアを上げていくものが多かったのですが、今回は頭からエンジン全開! しかも、僕の曲としては初のセリフ入りの曲です。秀樹さんの曲はセリフが入っているものも多くて僕自身も大好きですが、その辺りでも秀樹さんのエッセンスを感じていただけると思います。

――歌詞がとても情熱的ですね。

すごく元気で明るくなれるメッセージが込められているので、たくさんの方に聞いていただきたいですね。僕と同じ世代の人たちは、いわゆる“草食系”も多いかもしれないけれど、僕自身は、秀樹さんのようなセクシーでエネルギーあふれる男性に憧れます。だからこの曲を歌っている間は、情熱的な男を演じ切っています! 曲が終わったら、途端におとなしくなっちゃいますけど(笑)。

――歌っていない時のレオンさんは、草食系ですか?

いやいや、僕だって行く時は行きます!(笑)とはいえ、この曲から、「おい、レオン! 縮こまるな!」と励まされているような気もしますね。秀樹さんの曲もそうですが、「思うまま、まっすぐいけ!」というメッセージを強く感じます。

――所ジョージさん、木梨憲武さんの印象はいかがですか?

所さんご本人にお会いするまでは、バラエティー番組などに出演されている時の印象が強かったのですが、普段はまさにミュージシャンです。今回、僕のレコーディングにも顔を出してくださいましたが、暇さえあればず〜っと鼻歌を歌っていて、常に音楽に思いを巡らせていらっしゃると感じました。そんな尊敬すべき先輩から曲をいただけるなんて、改めて幸せだと思います。木梨さんは、絵を描くアーティストとしても知られていますが、ご自身の感覚をとても大事にされる方だと思います。木梨さんもレコーディングに来てくださったのですが、ある日「そういえば、所さんの曲でもう1曲、いい曲があるよ」と聞かせてくださって。聞き終わるやいなや、「じゃ、録ろうか。ブース入って〜」って(笑)。木梨さんの、その時の感覚でどんどん進めちゃうパワーは圧巻です。僕は木梨さんの無茶振りにあたふたするばかりですが、それ以上にものすごく勉強になるので、必死で食らいついていきたいです!

――前曲『捕まえて、今夜。』では窓拭きダンスが話題でしたが、『全てあげよう』では、聞いた人に真似してもらいたいことはありますか?

何と言っても、曲の後半に登場する「膝スラ(膝スライディング)」ですね! 木梨さんからぜひ入れてほしいとリクエストのあった、大事な振り付けです。膝スラって、サッカー選手のゴールパフォーマンスとしてもお馴染みで、学生時代にジャージ姿でやってみた人も多いかもしれません。ゆくゆくは小さいお子さんから大人まで参加して、誰が一番きれいな膝スラができるのかを競い合う「膝スラ甲子園」みたいな企画が開催できたらいいな〜。TikTokに、「この命燃やそう〜♪」と歌いながら、みんなが膝スラしている動画がどんどん上がったら面白いですよね。「膝スラ甲子園」は必ず企画するので、その辺りもぜひ注目してください!

――MVは、千葉県の大慶園で撮影されたそうですね。

そうです! 僕の地元・千葉県の大慶園で撮影できると知って、うれしかったですね。実はMV撮影の時に、初めて膝スラにトライしました。撮影場所はゴーカートの滑走路でしたが、路面にオイルが塗ってあったので、初挑戦ながらものすごく気持ちよく滑れました。ただ、衣装は一発でアウト……。実はこの衣装も、木梨さんにプロデュースしていただいたものですが、スタッフさんたちが『やばい、やばい。膝が破れたらどうしよう』とざわつき始めて。結局、膝の擦り切れそうな部分をなんとか繋ぎ合わせて、MVを撮り切りました。あの時のスタッフさんたちのピリピリした感じは忘れられません(笑)。

――ところでレオンさんは、ずっとプロ野球選手を目指していらっしゃったとのことですが、どんなことがきっかけで歌の世界に入られたのですか?

小学2年から高校3年まで、本気でプロ野球選手を目指して野球をしてきました。その一方で、演歌歌手である父(髙城靖雄)の影響で、幼い頃から演歌や歌謡曲が好きでした。父は「伯方の塩」のCMソングを歌っていた時期があるのですが、いつも明るく歌一筋の自慢の父でした。野球を引退してから尊敬する父の仕事に興味を持って、まだ頭は丸坊主のまま父の鞄持ちを始めました。そこで初めて、父の苦労を知りました。ある時、レコーディングでダメ出しされている父の姿を見た時は、少なからずショックでした。それまで、僕たち家族には壁にぶつかる姿を一切見せなかった父ですが、仕事場ではさまざまな試練を乗り越えてきたことを知って、改めてすごいと感じました。僕も父のようになりたいと思って、歌の世界に入りました。

――素敵なお話ですね。ところでレオンさんは、今プライベートでハマっていることはありますか?

小中高と野球を続けてきたせいもあると思いますが、野球を観戦することは、もはやルーティーンでハマっています。メジャーリーグからプロ野球、高校野球まで気になります。一試合を最初から最後まで観戦することはなかなかできませんが、結果は逐一チェックしています。ありがたいことに「ナオキとレオンの熱唱野球部」(チャンネル銀河)や、「純烈の野球やろうぜっ!」(テレビ東京)にも出演させていただいて、番組を通じて野球をプレイする機会も増えてきました。本当にありがたいですね。

――レオンさんの野球姿も見逃せませんね! では、最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

僕の歌手人生はまだたった5年しか経っていませんが、その半分以上がコロナ禍でした。そういう意味で、2024年は僕にとって本当の意味でのスタートの年。全国各地にいらっしゃる皆さんとお会いする時間を少しでも多く作りたいです。昨年は、ドラマ「下剋上球児」で俳優デビューもさせていただきました。お芝居は初めてでしたが、目の動かし方など歌に活かせる部分もたくさん発見できて、いい経験になりました。今後も歌を軸にしながらいろいろなことにチャレンジして、新浜レオンという名前をもっともっと知っていただきたいです。そして何より、今の僕にとっての甲子園は、「NHK紅白歌合戦」! 年末は目標の甲子園に出場できるよう、1日1日を大切にしながら精進していきたいと思っております。がんばレオ〜ン!!

新浜レオン『全てあげよう』

2024年3月27日(水)発売
価格:¥1,350(税込)

アモーレオン盤

品番:JBCK-6003

【収録曲】

1.全てあげよう(作詞・作曲:所ジョージ/編曲:大平勉)
2.Love story(作詞・作曲:所ジョージ)
3.全てあげよう(オリジナル・カラオケ)
4.Love story(オリジナル・カラオケ)

コングラッチュレオン盤

品番:JBCK-6004

【収録曲】

1.全てあげよう
2.結婚式に歌う唄(作詞・作曲:所ジョージ)
3.全てあげよう(オリジナル・カラオケ)
4.結婚式に歌う唄(オリジナル・カラオケ)

繋がレオン盤

品番:JBCK-6005

【収録曲】

1.全てあげよう
2.恋人になる3日前のお話し(作詞・作曲:所ジョージ)
3.全てあげよう(オリジナル・カラオケ)
4.恋人になる3日前のお話し(オリジナル・カラオケ)

惚れ惚レオン盤

品番:JBCK-6006

【収録曲】

1.全てあげよう
2.好きって何度も言う(作詞・作曲:所ジョージ)
3.全てあげよう(オリジナル・カラオケ)
4.好きって何度も言う(オリジナル・カラオケ)

ゆらレオン盤

品番:JBCK-6007

【収録曲】

1.全てあげよう
2.月あかり(作詞・作曲:所ジョージ)
3.全てあげよう(オリジナル・カラオケ)
4.月あかり(オリジナル・カラオケ)

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