真田ナオキが浅草公会堂で「浅草 秋の宴」開催、初挑戦の殺陣&全19曲熱唱の模様を独自レポート! 「夢は紅白! みんなで行きましょう」とファンに決意語る
歌手の真田ナオキが10月11日、東京・台東区の浅草公会堂でコンサート「真田ナオキ 2024 浅草秋の宴」を開催。約2時間にわたって、最新曲『246』など全19曲を披露し、観客を魅了した。
最新シングル『246』が、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキング(2024年10月14日付)で3度目の1位に輝き、バラエティー番組への出演など多方面での活躍も目覚ましい真田ナオキ。この日は、50公演を超える全国ツアーの集大成となるコンサートで、1100人のファンが駆けつけ会場は満席となった。
真田は開演前に、抽選で招待されたファンたちの前で公開リハーサルを行い、『246』と『恵比寿』を熱唱。カジュアルなパーカー姿で登場した真田は、客席に降りてラウンドし、ファンとの交流を楽しんだ。
公開リハの殺陣では華麗な刀さばきを披露
その後、真田は着流し姿で報道陣向けの公開リハーサルを行い、高倉健主演の映画「山口組三代目」の主題歌として知られる五城影二の『男のさだめ』を歌唱。曲中には初挑戦となる迫力満点の殺陣を盛り込み、刀を振り回す男衆に立ち向かう男を熱演、華麗な刀さばきを披露した。
真田は囲み取材で今年これまで開催してきたコンサートツアーについて「今年は、あっという間に今日という日が来たなというぐらいに絶好調でした」と振り返り、この日については「たくさんの会場でコンサートをさせていただき、全国各地に回らせていただきました。今日はその集大成ということで、今日来てくださっているファンの方はもちろん、配信を見てくださっている方も現地にいるような気分で楽しんでいただけるようなコンサートにしたいです。自分自身も楽しめるようなステージにしたい」との意気込みを語った。
今年は初挑戦となる殺陣を披露する真田は「新曲イベントで軽い感じのフリをつけてもらったことがありましたが、5分以上の殺陣は初めてです。覚えるだけで大変でしたが、挑戦して良かったと思います。相手との間が合わないと変になってしまうので、それがすごく難しかったです。殺陣をやることは5日前に決定しました。この5日間はベッドの上でも手を回したり、マイ木刀を買って、毎晩抱えて寝ていました。明日は筋肉痛だろうなと思っています(笑)」と明かした。
殺陣の練習については「幼い頃から時代劇がすごく好きで、祖父の膝の上でテレビを見ていました。今回殺陣をやるにあたって、誰かを参考にするというよりは、皆さんの意見を聞きながら練習しました。殺陣は想像していたよりも難しかったです。無駄な力が入って、いろんなところが筋肉痛になっていましたが、『脱力が大切だよ』と言っていただいたので、少しずつ筋肉痛が減ってきました」と振り返った。
また、今回の衣装については「和装は、年に一回着るか着ないかぐらいです。今回のために、皆さんに楽しんでいただけるような衣装を用意しました。今まで真田ナオキが着たことがないような衣装を披露します。今回の見どころの一つです」と明かした。
昨年はロカビリーに挑戦し、今年は殺陣に初挑戦した真田。今後、ステージで挑戦したいことを聞かれると、「昨年はロカビリー、今年は殺陣と、和と洋に挑戦しました。元々好きだったジャズに挑戦したいという思いもありますが、スタッフに『踊ってみたらどう?』と言われました。全く踊ったことがないので、それもありなのかなと思っています。今年のオリンピックでも盛り上がっていた、ヒップホップ(ブレイキン)に挑戦するかもしれないですね」と笑顔で語った。
11月20日(水)に発売するニューアルバム『真田ナオキの世界Vol.2~ライブ&カバーズ~』については「真田ナオキのオリジナル曲のライブバージョンやカバー曲を収録しています。カバー曲は今までステージで歌ったことがない曲や、師匠の歌、少年時代によく聴いていた尾崎豊さんの楽曲を幅広く収録しました。いろんなジャンルを楽しんでいただけるアルバムになっています」とPR。
最後に真田は、年末に向けて「最新曲『246』がオリコンで今年3度目の1位を獲得しました。すごく勢いもあり手応えも感じていますので、今年のNHK紅白歌合戦で必ず『246』を歌えるように強い気持ちを持って、これからを過ごしていきたいと思っています」と熱意を込めた。
最新曲『246』など全19曲を熱唱&迫真の殺陣で観客を魅了!
この日のコンサートは、新衣装を着て登場した真田が、アップテンポなナンバー『246』『Happy Hour』を、拳を高く突き上げてパワフルに歌唱し幕を開けた。
真田は声援を浴びながら、「1年ぶりに浅草公会堂に帰ってまいりました。今日は素敵なバンドでお送りします。2024年もあっという間に残り2カ月になり、来年は真田ナオキの歌手デビューから10年目、そしてメジャーデビュー曲『恵比寿』から丸5年ということで、ダブル周年の一年になります。皆さんの熱いご声援とスタッフの皆さんの支えのおかげで、今まで歌わせていただいています」とあいさつ。
この日のセットリストは、厳選のオリジナル曲とカバー曲を織り交ぜて構成したという。真田にとって特別な思い入れのあるデビュー曲『れい子』、セカンドシングル『別れの夜明け』を哀愁たっぷりに歌唱したほか、真田を可愛がってくれていたという演歌界の大先輩、八代亜紀を偲んでの『舟唄』や、また浅草ならではの一曲としてビートたけしの『浅草キッド』などカバー曲を披露した。
コンサート中盤には、会場の雰囲気をガラリと変え、津軽三味線奏者の福居幸大が三味線ソロを披露。粋な着流し姿に衣装チェンジした真田が、師匠・吉幾三の『三味線が渡った町がある』を熱唱した。
真田はその後、この日最大の見せ場である殺陣で見事な立ち回りを披露して、会場のボルテージが最高潮に。客席からは「かっこいい!」と大歓声が上がった。
コンサート後半には、真田が「師匠に『歌い継いでくれ』と言われた一曲で、これからも大切に歌っていきたい」と語る師匠・吉幾三の『羽根を下さい』、そして、前々作シングル『渋谷で・・・どう?』と『恵比寿』を熱唱して観客を魅了した。
「夢は紅白!みんなで一緒に行きましょう」
真田は「皆さまの熱い声援のおかげで、最新曲『246』が、昨日発表のオリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで1位になりました。皆さまのおかげです」と観客に感謝を伝え、「これからもたくさんの目標と夢がございます。みんなと一緒に叶えられるように頑張っていきます」と意欲を込めた。
軽快なトークで客席を楽しませてから、前作『酔えねぇよ!』を熱唱し、インパクト抜群の“ノックアウトボイス”で会場を沸かせ、本編を締めくくった。
その後、観客の熱いアンコールに応えて再び登場した真田は、『酔いのブルース』『246』を続けて熱唱。高揚感にあふれるサビの“246コール”で会場が一体になり、客席は大盛り上がりとなった。
最後に真田が「夢は紅白!みんなで一緒に行きましょう!ありがとうございました」と叫び、約2時間にわたって19曲を披露したコンサートを締めくくった。
国道246号線をモチーフにした最新曲『246』を引っ提げ、年末の晴れ舞台に向けてアクセル全開の真田ナオキ。これからもその快進撃に注視していきたい。
セットリスト
M1 246
M2 Happy Hour
M3 れい子
M4 別れの夜明け
M5 舟唄
M6 浅草キッド(オリジナル歌唱:ビートたけし)
M7 本気(マジ)で惚れた
M8 三味線ソロ
M9 三味線が渡った町がある(オリジナル歌唱:吉幾三)
M10 男のさだめ(オリジナル歌唱:五城影二)
M11 三味線ソロ〜母の声
M12 HAMAでダンスを
M13 Forget-me-not(オリジナル歌唱:尾崎豊)
M14 羽根を下さい(オリジナル歌唱:吉幾三)
M15 渋谷で・・・どう?
M16 恵比寿
M17 酔えねぇよ!
E1 酔いのブルース
E2 246
真田ナオキ『真田ナオキの世界Vol.2~ライブ&カバーズ~』
2024年11月20日(水)発売
品番:TECE-3727
価格:¥3,300(税込)
【収録曲】
1.ファンファーレ
2.恵比寿(ライブバージョン)
3.我が身恨んで(ライブバージョン)
4.雨よあいつは(ライブバージョン)
5.惚れた女の弱音酒(ライブバージョン)
6.SA.KU.RA(ライブバージョン)
7.酔えねぇよ!(ライブバージョン)
8.246(ライブバージョン)
9.女のかぞえ唄(オリジナル歌唱:吉幾三)
10.セクシャルバイオレットNo.1(オリジナル歌唱:桑名正博)
11.大阪(オリジナル歌唱:前川 清)
12.大空と大地の中で(オリジナル歌唱:松山千春)
13.身も心も(オリジナル歌唱:ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
14.Forget-me-not(オリジナル歌唱:尾崎豊)
真田ナオキ『246』
発売中
価格:¥1,500(税込)
<青山通り盤>
品番:TECA-24601
【収録曲】
1.246(作詞・作曲:吉 幾三/編曲:矢野立美)
2.SA.KU.RA(作詞・作曲:吉 幾三/編曲:矢野立美)
3.246(オリジナル・カラオケ)
4.SA.KU.RA(オリジナル・カラオケ)
<駒沢通り盤>
品番:TECA-24602
【収録曲】
1.246
2.伝えるよ(作詞・作曲:吉 幾三/編曲:矢野立美)
3.246(オリジナル・カラオケ)
4.伝えるよ(オリジナル・カラオケ)
<DVD付>
品番:TECA-24603
【収録曲】
1.246
2.246(オリジナル・カラオケ)
【DVD収録内容】
1.246 ミュージックビデオ
【各音楽配信サービスにて配信中】
真田ナオキ『246』ミュージックビデオ
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