「第3回 キングレコード歌謡コンテスト」の決勝大会が都内で開催! グランプリは埼玉県在住の芦葉奈保美さんに決定
「第3回キングレコード歌謡コンテスト決勝大会」が11月4日(月・祝)、東京・赤坂の草月ホールで開催された。
同大会は、かつてキング歌謡文化アカデミーが開催していたキング歌謡選手権に代わるイベントとして一昨年スタート。昨年の第2回は、日暮里サニーホールで行い、計109人が参加した。今回はオリジナル曲参加も含めて600曲近い応募があった中から、キングレコード現役プロデューサー、ディレクターによる一次音源審査を通過した計117人がこの日の決勝大会に進出。2コーラスのステージ歌唱で審査された。
審査の結果、埼玉県在住の芦葉奈保美さん(58歳)がグランプリを受賞した。
今年4月にキングレコードよりデビューした小山雄大がゲスト歌唱。小山雄大は幼少期から民謡や三味線に親しみ、道南口説(くどき)節全国大会などで優勝。中学1年の時にNHKのど自慢チャンピオン大会でグランドチャンピオンを受賞した経歴を持つ。
小山は「僕は、民謡大会やNHKのど自慢に参加してきました。この度、ゲスト出演のお話をいただき光栄な気持ちでいっぱいです。デビュー曲『道南恋しや』で、他の大会でもチャレンジしてもらえるように、明日からも全国各地で歌っていきたいと思います。お近くに寄った際には、ぜひ僕に会いに来てください。また、北海道からのご応募が多かったと聞きました。地元の方がたくさんご応募いただいた大会にゲストとして参加できたこともうれしいです」と語り、『道南恋しや』のカップリング曲である『椿咲く島』、恩師の弦哲也作曲で、キングレコードの先輩である福田こうへいの『母ちゃんの浜唄』、最後にデビュー曲『道南恋しや』の3曲を歌唱し会場を沸かした。
グランプリを受賞した芦葉奈保美さんは「初めての応募で、みなさんの素晴らしい歌唱を聴いて諦めかけておりましたが受賞できてうれしいです! 気持ちの入る曲を選んだので、その気持ちが舞台で出せました!」と興奮気味に喜びを語った。
審査員長を務めたキングレコード アーティストデベロップメント本部の米沢孝本部長は「このたびは、歌謡コンテストにご参加いただき誠にありがとうございました。今回は第3回目となるコンテストでしたが、回を重ねるたびに前回を上回るご応募をいただき大変うれしく思うと同時に、ますます広がった皆さまの年齢層や選曲ジャンル、全体的に上がった歌唱レベルに感服させられながらの、大変聴き応えのある責任重大の審査でした。皆さまの歌を聴かせていただいていてこちらも楽しくなり大変心に残りました。お若い方もベテランの方も、男性も女性も、どうかこれからも“歌”を楽しんでいただけたらとても幸いです」と総評を述べた。
また「来年、春から7月にかけての募集で、第4回も開催する予定でおりますので、多くの方の参加をお待ちしております」と次回大会に向けての参加を呼びかけた。
第3回キングレコード歌謡コンテストの各賞受賞者は以下の通り。
グランプリ
芦葉奈保美(一般B)『泣きまね』
優秀賞(6人)
亀井咲良(一般A)『Part of Your World』
森逢奈(一般A)『Never Enough』
芦葉奈保美(一般B)『泣きまね』
鯨井恵子(一般B)『天の意のまま』
玉屋富美子(ゴールド)『夜明けの翼』
メタばあちゃん かおる(ゴールド)『今あなたにうたいたい』
歌唱賞(6人)
今本真裕子(一般A)『雪恋華』
川津逢寿(一般A)『壊れかけのRadio』
鈴木一弘(一般B)『龍神海峡』
辻義文(一般B)『北のひとり星』
草間泰(ゴールド)『志摩半島』
熊谷勲(ゴールド)『おとこ傘』
奨励賞(6人)
山口伸貴(一般A)『望郷本線』
佐藤洋介(一般A)『北海港節』
井川香津子(一般B)『一夜宿』
植木伊都子(一般B)『蜩-ひぐらし-』
沖真由美(ゴールド)『光のトビラ~ある女の詩~』
神通秀機(ゴールド)『時間よ止まれ』
審査員特別賞(3人)
梶本寛太(一般A)『浪曲子守唄』
岡本浩呼(一般B)『落椿』
原田徹(ゴールド)『帰郷』
※敬称略、『』は歌唱曲
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