加山雄三とザ・ヤンチャーズ、米寿&芸能生活65周年を記念して60年前のデモ音源から新曲『旅人の詩』とMV完成! 本人コメント到着

加山雄三とザ・ヤンチャーズ
2025.7.22

加山雄三とザ・ヤンチャーズが7月21日、デジタルシングル『旅人の詩』の配信を開始。あわせて、同曲のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

5年前、加山の自宅から1960年代当時のものと思われるオープンリールが多数発見。このオープンリールには数々のヒット曲のデモ音源や未発表曲、リハーサル音源などが収録されていた。2020年8月に小脳出血を発症した加山の復活第一弾のデジタルシングル『紅いバラの花』(2021年4月11日配信)、デジタルシングル『海が男にしてくれた』(2022年8月26日配信)、デジタルシングル『そして陽は昇りつづける』(2022年9月10日配信)も、このオープンリールに収録されていた未発表曲であった。

そして2025年、加山の88歳の誕生日と芸能生活65周年を記念し、ザ・ヤンチャーズ森山良子南こうせつさだまさしTHE ALFEE)がヤンチャーズとしては15年ぶりに再集結し、その発見されたデモテープの中から『K539』というデモ音源に加山雄三の代表曲『旅人よ』をオマージュして、さだまさしが作詞、鳥山雄司が編曲で『旅人の詩』を完成。加山雄三とザ・ヤンチャーズの全員による歌い分けとコーラスで、まさに『旅人よ』を彷彿する素晴らしい仕上がりになっている。

『旅人の詩』は、加山雄三にとって特別な日の7月21日(海の日)にデジタル配信とレコーディング風景を撮影して制作したMVをYouTubeなどで公開。また、『旅人の詩』とデモ音源の『K539』を収録したシングルCDを9月12日に発売することも決定した。9月12日は東京国際フォーラムホールAザ・ヤンチャーズが一夜限りの加山雄三トリビュートライブ(加山雄三本人は出演せず)を開催する。

なお、1995年に制定された「海の日」は、加山雄三自身もメンバーの一員として祝日とするための運動に尽力した経緯がある。

加山雄三 コメント

再びヤンチャーズのみんなが集まってくれて、僕の曲を完成させてくれたことはこの上ない喜びです。
みんなの力によって形になった。これは本当にすごいことだと思います。
“音楽は生涯の親友”だと思っていますが、今まで音楽を愛してきて本当によかったなと思います。

さだまさし コメント

最初にオリジナル楽曲を聴かせていただいた時に僕はすぐに『旅人よ』を想起しました。
それで『旅人よ』へのリスペクトを込めたオマージュとして
新曲を作成することを提案しました。
しかしいざ歌詞を書こうとすると、元々演奏曲を想定して書かれた曲ですので、
言葉を乗せることはとても難しいことでした。
だがそこは岩谷時子先生になりきったつもりで、苦労の末にどうにか完成しました。
作詞担当としては出来上がりが不安でしたが、さすがヤンチャーズ。
鋭い理解力と心のこもった歌で素晴らしい歌に仕上げてくれました。
みなさんありがとう。
ヤンチャーズの友情とパワーに感謝します。

加山雄三とザ・ヤンチャーズ『旅人の詩』 MV

加山雄三とザ・ヤンチャーズ デジタルシングル『旅人の詩』

加山雄三とザ・ヤンチャーズ

配信中

【配信曲目】

1.旅人の詩(作詞:さだまさし/作曲:弾厚作/編曲:鳥山雄司)

加山雄三とザ・ヤンチャーズ『旅人の詩』MUCD-5436

CD

2025年9月12日(金)発売

品番:MUCD-5436
価格:¥1,000(税込)

【収録曲】

1.旅人の詩
2.旅人の詩(instrumental)
3.K539(『旅人の詩』デモ音源)

トリビュートライブ 加山雄三のすべて

日時:
2025年9月12日(金)
17:30開場/18:30開演

会場:
東京国際フォーラムホールA

出演:
ザ・ヤンチャーズ(森山良子、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEE)
※加山雄三の出演はございません

料金:
全席指定・ザ・ヤンチャーズ新曲CD付き
プレミアム席 ¥25,000(税込)※VIPゲートから入場
SS席 ¥18,000(税込)、
S席 ¥14,000(税込)
A席¥8,500(税込)
※4歳以上有料/3歳以下入場不可、お一人様4枚まで

お問い合わせ:
キョードー横浜
045-671-9911
(平日11:00〜15:00)

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