【動画あり】氷川きよし4度目の明治神宮球場での始球式登板 自己採点99点の投球で会場沸かす

2019.8.8

先日の日本武道館での20周年記念コンサート(イベントレポートはこちら)も記憶に新しい歌手・氷川きよしが8日、明治神宮野球場(東京・新宿区)で行われた「東京ヤクルトスワローズ×阪神タイガース」戦にて同球場では4度目となる始球式に登板した。始球式への登板自体はこれで6度目。

自身のデビュー20周年にかけて背番号20の東京ヤクルトスワローズのユニフォームに身を包んで登場した氷川は大勢の観客が見守る中、『大丈夫』を披露。

後の囲み取材では、「どこを見ればよいかわからずとても緊張した。誰も自分のことを呼んでいないのではと不安になった……」と語っていたが、実際はファンらも大勢駆け付け、会場から大きな”きよしコール”が起こっていた。

写真提供:サンニュース

その後、マイクをグローブに替え、始球式に登板。

本番前に3~4回投げて練習して備えたとのことで、歌唱よりも緊張せず楽しく投げることが出来たと語る投球がこちら↓

放物線を描いて投げられたボールは見事ノーバウンドでキャッチャーのもとまで届き、会場は大声援に包まれた。
その後、投球について聞かれた氷川は「自分で言うのもなんですが、年々上手になっている気がする。自己採点だと99点。ちゃんとまっすぐキャッチャーのところまで届いたので。残りの1点についてはもうちょっと早く、キャッチャーが受け止められないくらいのスピードで投げられていたら」と次なる目標まで語った。

写真提供:サンニュース

写真提供:サンニュース

その後、氷川は7回表終了時に再びグラウンドに登場し、ヤクルトスワローズへの応援歌として「東京音頭」を熱唱しチームを鼓舞。

子供の頃、運動が苦手だったという氷川は今回の登板について「小さいときによく、親戚のおじちゃんに野球に連れて行かれたんですけど、自分ができないことは分かっていたし、期待に応えられない、とワンワン泣いていたんです。なので今回のように小さいときに出来なかったことを少しずつ出来るようになる環境を与えてくれて本当にありがたい。苦手なことをやる時はやっぱり緊張しますけど、自分がそうゆう姿を見せて、皆さんを勇気づけられたらうれしい」と内なる思い入れを語っていた。

氷川は今後、自身の誕生日でもある9月6日に大阪・大阪城ホールで「氷川きよしデビュー20周年記念コンサート~あなたがいるから~」の公演を控えている。
先日の武道館公演から内容も衣装も変えるとのことでこちらももちろん見逃せない。

また、8月27日には「大丈夫/最上の船頭」のカップリング、ビジュアル違いのD、E、Fタイプを発売する。
Dタイプは武道館公演にてエンディングで今の自分の思いを歌ったという『あなたがいるから』、Eタイプには大人の歌謡曲『カシスソーダを飲みながら』、Fタイプには年号が令和に変わり歌でメッセージを届けたい思い出来たという『きよしの令和音頭』が収録。

20周年にふさわしく話題が絶えない氷川きよしから今後も目が離せない。

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