新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~大江裕『時代の海』 ※本人コメント動画

大江裕
2023.6.15

大江裕さんの新譜『時代の海』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

大江さんに新曲『時代の海』のカラオケのポイントや、ミュージックビデオを撮り直したエピソード、さらには40キロのダイエットに成功した後、師匠・北島三郎さんに意外な反応をされてしまったエピソードなど、たっぷりと語ってもらいました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『時代の海』のPRをお願いします。

師匠の北島三郎先生が作詞・作曲を手がけました。「どんな荒波にも耐えていけ」というメッセージが込められた歌です。

今までは「これから行くぞ!」という応援歌が多かったですが、今回は形の違う曲だと思います。今まではテンポ感があって「♪どじでのろまと」(デビュー曲『のろま大将』の一節)と、そういう感じの歌でしたが、今回は本格的な演歌です。何か意味があるのかなぁと感じていましたね。

――新曲『時代の海』で、特に聴いてほしいフレーズはありますか?

歌の中に「♪ヨイショ」という部分があります。その部分は北島先生が掛け声をしてくださっているので、ぜひその「♪ヨイショ」というところを聴いていただきたいと思います。

先生が急に「俺の声を入れようか」と提案してくださったので、「ぜひ掛け声をお願いします」とお伝えしました。「いいよいいよ」と言ってくださったので、お言葉に甘えて掛け声をしていただきました。ありがとうございます。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

北島先生はいつも「お前らしく歌え」と言う割には指導が多いです(笑)。先生には歌えても、僕は歌えないというこぶし回しがあります。先生はやっぱりすごいです。技術というものは僕にはあまりないですね(笑)。

――ミュージックビデオ撮影時の裏話はありますか?

実はミュージックビデオは2つあるんです。ミュージックビデオは、1回目は違う形で撮ってあった分がありました。それは顔がむくんでいて、腫れぼったい顔をしていたんですね。そしたら前事務所の社長が「ちょっとこれは世に出せないよ」ということで、クラウンさんにお世話になって、2回目を撮っていただきました。今、皆さんに見ていただいているのはむくんでないですから、どうぞよろしくお願いいたします(笑)。

撮影の前日にしょっぱいものを食べました。気合いが入っていたので、ご飯もいっぱい食べて「よし行くぞ!」といったら、腫れぼったい顔で…。水をかぶってもダメだったんです。

――カラオケのポイントを教えてください。

詞を大切に歌っていただきたいです。「♪親という名の お守り抱いて 人は世間に 船出する」という歌詞があるように、誰もが親の元から離れて独立する時が来ます。僕自身も、先生の元から離れてクラウンミュージックという会社に入りました。寂しいですけど、何か先生に別のところから恩返しできればいいなと思っています。「裕、頑張ってるな」とちょっとでも思っていただけるように、頑張っていくしかないと思っていますので、ぜひ皆さんよろしくお願いします。

――デビューから15年を振り返ってみていかがですか?

思い出がたくさんあります。本当にやっていないことがなかったです。なかった、というのは言葉がおかしいですが、ラジオのパーソナリティーをさせていただいたり、CMにも出させていただいたり…。演歌歌手だけじゃなく、幅広くお仕事をさせていただいているという感覚があります。

僕は演歌歌手・大江裕じゃなくて、バラエティー演歌歌手でいいと思っています。バラエティー演歌歌手として皆さんに愛していただいて、いろんな形で活躍して「この人何しているんだろう、演歌歌手をやっているんだ」と思っていただけるような、歌手・タレントを目指して精進してまいりたいと思っています。

――もう一度行ってみたい場所はありますか?

思い出に残っているのは、沖縄ですね。キャンペーンやイベント、そしてコンサートで先生とも伺っています。沖縄の海の透き通った色が目に焼き付いて離れないですね。もう一度お仕事で行けたら、伺ってみたいと思います。

――歌手になっていなければ今頃何をしていたと思いますか?

僕は多分歌手になってなかったら、今頃は舞踊の先生になっていたと思います。僕は歌手デビューするまで、舞踊を習っていました。でも舞踊は、やめるとダメになっちゃいます。ずっとやめていますので今はブヨブヨですけど……ここ笑うとこですからね、皆さん(笑)!継続するのが大事です。

――「北島兄弟」としての活動はいかがですか?

北島兄弟は今年で5周年を迎えました。僕が10周年で、北山たけしさんが15周年の時に北島兄弟が出来ました。たけしさんが今年20周年、そして僕が15周年、そして北島兄弟が5周年ということで節目が揃っています。北海道ツアーも決まっています。ゲストは松原のぶえさんで、ずっと一緒に回ります。これが楽しいんですよ!ぜひ皆さんよろしくお願いいたします。

――半年で40キロのダイエットに成功したそうですね!

コロナ禍で何かできることないかと、自分を見直す時間だと思ってダイエットにチャレンジさせていただきました。その中で、炭水化物を週2回取って、鍋ダイエットでたらふく食べました。お腹いっぱいに食べて寝て、食べて寝て、運動は一切していませんでした。半年ぐらいで40キロ落としました。たった一つだけ良かったことは、痛風がなくなりました(笑)。

――ダイエット後、師匠の北島三郎さんの反応はいかがでしたか?

太っている時は先生に「裕、痩せろ」とすごく言われたんですよ。自分のキャラクターで「痩せろ」とはよく言われていましたが、先生も言っていることだし、この機会だからダイエットしようと思いました。

それで、先生に会ってないうちに痩せますよね。久しぶりに先生に会った時にびっくりされて「おい、裕、病気か?」と言われたんです。これが一言目でした(笑)。真面目な顔して「裕、病気か?あんまり痩せるのも良くないな。だから体だけは気をつけろ」と逆に言われてしまったんです。なので、最近では「太れ」と言われています。先生、どっちですか(笑)?

――33歳になった今、結婚は考えていますか?

今は全然考えてないですね。事務所も変わりましたし、結果を出して仕事を頑張らなきゃという時期ですから、今は結婚がどうとか自分のことをしている時間じゃないですね。好みの女性は、古風な方がいいですね。

――最近ハマっていることを教えてください。

最近というわけじゃないですが、ストール集めが大好きです。旅に出ると、空港でストールが売ってあります。なぜストールが大好きになったかというと、北島先生に「裕、黒ばっかり着ているな」と言われました。普段は黒っぽい服が多いので、インパクトをつけたいなと思い、ストールを一つつけるとおしゃれだなと気づきました。いろんなストールを集めるのが趣味ですね。

――今後の夢はありますか?

僕はあまり欲がないんですよね。これをやりたい!という熱意はあまりないですが、15周年ですから単独のコンサートやりたいというのが夢です。地元は大阪の岸和田市で、すごく品のいいところなんですが、地元でコンサートをさせていただくことが今の夢です。

僕は今まで、テンポが早くてガッツリ歌う歌が多かったんですね。これからはしっとりした大人の気持ちを歌った紳士の歌を歌っていきたいと思っています。勢いで歌うと「いいね!いいね!」で終わっちゃうんですね。お客さまの前で僕が引く歌を歌った時なんですが、お客様が前のめりになって聴いてくださるんです。それを見た時に、こういう優しい歌を歌ったら、大江裕が新しいものを皆さんに送れるんじゃないかと思いました。次の新曲はしっとりとした歌を皆さまにお送りしたいと、そういう気持ちをディレクターさんに訴えています(笑)。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

恐れ入ります、大江裕でございます。北島先生のもとから巣立ちということで、僕自身もクラウンミュージックさんという会社に入りました。でも、いつまでも師匠は変わりません。背中をずっと見続けながら、僕も歌の世界を歩いてまいりたいと思います。歩いて行くには皆さまのお力が必要になってきます。僕一人だけじゃやっぱりダメなんです。ぜひ皆さんも応援していただいて、皆さんをギャフンと言わせるような歌をこれから磨いてまいりますので、大江裕を見守っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=22632 

大江裕『時代の海』

大江裕「時代の海」CRCN8549

発売中

品番:CRCN-8549
価格:¥1,400

【収録曲】

1.時代の海(作詞・作曲:原譲二/編曲:遠山敦)
2.ふるさと太鼓(作詞:下地亜記子/作曲:原譲二/編曲:南郷達也)
3.時代の海(オリジナル・カラオケ)
4.ふるさと太鼓(オリジナル・カラオケ)
5.時代の海(一般用カラオケ・半音下げ)
6.ふるさと太鼓(一般用カラオケ・半音下げ)

大江裕『時代の海』ミュージックビデオ

 

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