新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~竹島宏『ハルジオンの花言葉』 ※本人コメント動画

2024.8.16

竹島宏さんの新譜『ハルジオンの花言葉』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

竹島さんに新曲『ハルジオンの花言葉』の制作秘話から、花にまつわる思い出や、「ふくいブランド大使」を務める竹島さんが語る福井県の魅力、さらに、チャンネル銀河のレギュラー番組『竹島宏の旅はハッピー オッパッピー』での忘れられない思い出など、たっぷりと語ってもらいました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『ハルジオンの花言葉』のPRをお願いします。

『ハルジオンの花言葉』は、「追想の愛」というハルジオンの実際の花言葉をモチーフに作られた、切ない大人な歌謡曲です。

――竹島さんにとって、“大人な歌謡曲”とは何ですか?

大人の方に聴いていただきたい曲ですが、この歌の前半のメロディーラインの特徴でもある「言葉を語りかけるように歌う」、こういう雰囲気の作品が、大人な歌謡曲のキーワードになるのかなと思います。

――楽曲の第一印象はどうでしたか?

初めてデモテープを聴いた時は、ここだけの話ですが「あれ?とっても地味な曲だな」と思いました(笑)。でもそれは大人な歌謡曲にはとても大切なキーワードで、静と動があるとしたら、静の雰囲気いっぱいの作品ということになります。

この静の雰囲気の歌をどういうふうに歌いこなすことができるかどうか、大人な歌謡曲を歌える歌手になれるかどうかという課題みたいなものです。先生方から竹島宏に頂いた大きな課題曲とも言えます。

――歌唱の注目ポイントを教えてください。

一番聴いていただきたいのはサビの部分です。「♪君のいない 時が埋まらない もしももしも心が 愛を覚えてるならば」と上がっていくところですね。「ここでぐっとファンの皆さんの心を掴むんだよ」と先生方にアドバイスをいただきました。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

(幸先生に)「歌、こんなにうまかったっけ?」と言われました(笑)。一応歌手なんですけどね、僕(笑)。他の歌い手さんに比べると少し成長の速度が遅かったり、歌の本格的なレッスンを受けた時期が遅かったりしたので、先生方もいつもレコーディングの時にはどこか心の中でハラハラしながら、「大丈夫かな、竹島歌えるかな」と親心のように心配しながらレコーディングを見守ってくださっていました。今回は先生方の視点でいう不安要素がなかったみたいで、皆さんびっくりなさっていたみたいです。

自分でもびっくりしました。こんなにすぐに終わっちゃっていいのかな?と思わなくもなかったですけども(笑)、今回に関してはすんなり終わるだろうと思っていました。それぐらい一生懸命練習もしましたし、あとは今までとは違ってきているのが、ここ数年、ヨーロッパ三部作で大人の歌謡曲をずっと歌ってきて、その時に培ってきたものというのが、今回のレコーディングでは全て生かすことができたんじゃないのかなと思います。

歌への解釈力みたいなものが、以前に比べると早いスピードで理解が深められるようになっていて、歌を表現するにふさわしい歌唱というもののポイントや、あとは発声の仕方、声色の使い方、そうしたものを今までよりもスムーズに表現できるようになったからなのかなと思いますね。

――カラオケのポイントを教えてください。

これは大変だと思いますが、とっても簡単です。とにかく歌わない、とにかく言葉を喋るようにメロディーをつけることがポイントです。例えば出だしの「♪最後の雨音 いまでも聴こえてる」を、語尾を伸ばしすぎないように歌えたら、その場にいる人たちはみんな振り向きますね! もう拍手喝采です。でもやるのは結構難しいと思います。頑張ってください(笑)!

――公式Xで「花便り」を投稿されていますが、好きなお花は何ですか?

どのお花もとっても素敵で愛しいです。花屋さんに行かれる方は分かると思うんですけど、花びらがすごくふわっと広がっていて、きれいというよりも、「え?これは一体、何の花?」というような、どこが花びらでどこが葉っぱなのか見分けのつかないような花も好きです。

あと最近ちょっと面白いなと思ったお花は、ケイトウですね。分かる方は分かる、分からない方には分からないと思いますが、上品で大げさな扇みたいな花で、ぜひ調べてみてください。ちなみにケイトウの花言葉には「おしゃれ」とかがあります。「ああ、なるほど」と思うと思います。

――「♪君の好きな 花を思い出す」と歌詞にありますが、花にまつわる思い出はありますか?

ふっと出てくるのは、スイセンの花です。福井県の県花でもありますが、他界した祖母がいつも、僕のコンサート会場に庭で咲いたスイセンの花を近所のスーパーのビニール袋にお水と一緒に入れて持ってきてくれるんですね。決して見かけは花屋さんで売っているように、きれいに飾っているわけじゃないですが、祖母の思いがスイセンの花と一緒にいつも僕の元に届けられていると感じました。

――カラオケには行きますか?

カラオケはたまに行きます。地方に行った時は自分の歌を歌って、あとは次の日にライブで歌う歌を一通り曲順に入れてずっと歌って、それでも時間が余った時には全く知らない曲を入れてめちゃくちゃに歌います(笑)。

若い子たちの歌とか、昔の戦前戦後みたいな歌謡曲とかも入れてみて、曲を知らないのに、勘でそのコードに合わせて歌っているみたいな、そういう遊び方をしています。

――知らない曲を歌うメリットは何ですか?

もしかしたら将来、作曲をする時に役立つかもしれません。ヒット曲のコード進行とか、いろんな曲のコード進行を体の中に染み込ませておくと、そのコードを基に全く違うメロディーを作ってみたら名曲が生まれるかもしれませんね。よかったらやってみてください(笑)。

――チャンネル銀河のレギュラー番組「竹島宏の旅はハッピー オッパッピー」で辛かったことはありますか?

きつかったと思ったことは全くないです。ただ1つだけ言うと、ものすごく暑い日のロケで、「ハンディカメラを持ってください」と言われて持っていましたが、そのカメラもすごい温度で、持つのに大変だったということはありました。それが大変だったかと言われると、そういうわけでもないですけども(笑)、そういうことを感じないぐらい、毎回楽しいロケです。

――「竹島宏の旅はハッピー オッパッピー」の撮影で忘れられない思い出はありますか?

どの瞬間も楽しいですが、忘れられないのが、稲毛の海岸でオープニングを撮っていた時に、割と早い時間にすごく風が吹いている状況の中で、「今日はここに来てます」と振り向いたら、どこからか小島よしおさんが大きな声で「竹島さん!」と叫んでいらっしゃって、よく見たら海パン姿の小島さんが立っていたという、その瞬間が忘れられないですね。「こんな状況でも海パン1枚でお仕事をなさっている。すごいな、大変だな、芸人さんは」って思いました。歌手で良かったなと思いましたね(笑)。

――竹島さんは「ふくいブランド大使」として活躍されていますね。

故郷の福井は“地味にすごい”という言葉を自ら発しているぐらいに、ど派手なインパクトのあるものはあまりないですが、1つ1つの物がとってもいいです。

例えば職人さんの手製でできている和菓子とか、手打ちのそばもそうですし、越前漆器、越前打刃物(えちぜんうちはもの)という包丁とか、日本刀を作っている工場があったり、あとはぬくもりを感じる書き心地のいい和紙、越前和紙もいいですね。あと食べ物でいうと、代表的なのはやはり越前ガニということになりますが、カニのような高級品でなくとも、イカ、甘エビ、ワカメ、サバ寿司もあります。

最近は、福井サーモンという新しいブランドができました。実は養殖のサーモンですが、養殖のイメージを覆してくれるような一品で、臭みが全くなく、そして喉越しが良いです。福井サーモンを食べた次の日はすごく声の調子が良かったような気がします。きっとサーモンの栄養分が僕にすごく良かったんでしょうね。

あとは、今年の春に北陸新幹線が福井〜敦賀間も延伸いたしました。新幹線が開通したことによって、福井の芦原温泉に来やすくなり、若狭湾の方にもお出かけしやすくなったと思いますので、温泉旅館や、若狭には民宿もいっぱいありますので、ぜひ福井の人情に触れながらおいしいものを食べて、のどかに過ごす時間もとてもいいんじゃないかと思います。

のどかに過ごせる場所は最近少なくなってきたと思います。福井は新幹線が通って賑々しくなってきましたけども、風光明媚で、おいしいものいっぱいの場所で、のどかな時間を過ごすことができるというのは、ある意味“地味にすごい”、福井の大きな特徴かと思います。

――故郷の福井弁をお願いします!

今日は取材してくれてありがとのぉ。おと千代さん、元気やったか? かたいけの。うん、なんか耳がちょっとごめんの。…こんな感じです(笑)。分かるような分からないような、ところどころイントネーションがおかしかったと思います。

福井の人が目の前にいてくれると喋れるんですけど、いないとうまく喋れんやって。おばちゃん元気か? 宏元気やったざ。…こんな感じかなと思うんですけど、正しい福井弁はぜひ福井に行って聞いてください(笑)。

――今後、挑戦してみたいことはありますか?

挑戦というほどではないですが、僕は仕事柄写真や映像を撮っていただくことがあるので、逆に自分がカメラで撮ってみたいと思いました。人なのか風景なのか分からないですが、カメラを1台購入して、宏が撮る風景や、宏が撮るおいしいものとか、そういうのを何かできたらいいなと思います。

ちなみに僕は、番組でも写真を撮っていただいたりしますけど、必ず目を閉じてしまいますね。もうどれだけこの仕事しているんですかね(笑)。最近写真を撮られることにちょっと苦手意識が出てきています。目を閉じない方法を教えてください。教えて!(笑)

――歌手としての目標を教えてください。

まずは、大大大ヒット曲を生むことができる歌手になりたいです。そのために自分にできることは、どんな作品を頂いてもその先生方が作ってくださった作品を先生方の想像以上に歌いこなすことができるような、そういう心も技も常に磨いておくということが大切なんだろうなと思います。

ヒット曲を持つことができた先には、大人の皆さんの鑑賞に堪えることができるような、表現力のある歌手になることが大きな目標かなと思います。

“目指せ90歳!”です。「90歳まで現役で歌うことが僕の使命です」というふうに言っていたら、最近ファンの方から「宏くん、100歳まで頑張って」というお便りをいただきましたので、そのうち100歳に目標が変わっていると思います。皆さんも一緒に長生きしてください!

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

いつも心温まる応援を、本当にありがとうございます。皆さんのおかげで竹島宏は今日まで歌い続けることができました。これからも皆さんと一緒に、この大好きな歌の道をまっしぐらに突き進んでまいります。引き続き応援よろしくお願いします。

そして皆さんのお住まいの近くにお邪魔した時には、ぜひ竹島宏に会いに来てください。お待ちしております。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=24159

竹島宏『ハルジオンの花言葉』ミュージックビデオ

竹島宏『ハルジオンの花言葉』

発売中
価格:¥1,500(税込)

竹島宏「ハルジオンの花言葉」Aタイプ

Aタイプ

品番:TECA-24028

【収録曲】

1.ハルジオンの花言葉(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之)
2.I love youをこの場所で(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之)
3.ハルジオンの花言葉(オリジナル・カラオケ)
4.I love youをこの場所で(オリジナル・カラオケ)

竹島宏「ハルジオンの花言葉」Bタイプ

Bタイプ

品番:TECA-24029

【収録曲】

1.ハルジオンの花言葉(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之)
2.幻フラメンコ(作詞:松井五郎/作曲:幸耕平/編曲:坂本昌之)
3.ハルジオンの花言葉(オリジナル・カラオケ)
4.幻フラメンコ(オリジナル・カラオケ)

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