原田波人が発売中の新曲『万燈籠』を全国で披露! 「夏バテを吹っ飛ばす“熱い”ステージをお届けします!」
3月に5枚目のシングルとして、初めての演歌『万燈籠』をリリースした原田波人。デビュー以来封印してきた演歌の楽曲を解禁したことに対するファンの反応や自身の心境の変化、日常的に取り組んでいるYouTubeの話やプライベートでハマっていること、原田流の夏バテ対策など、演歌Z世代の注目株の充実した毎日について話を聞いた。
━━3月に発売した新曲『万燈籠』ですが、リリース以降ステージやキャンペーンなど、様々な場で披露されています。新曲に対するファンの反応はいかがですか?
「待ってました!」という気持ちを、毎回ものすごく感じています。僕の歌手人生の原点は「NHKのど自慢」で長山洋子さんの『蜩-ひぐらし-』を歌ったことだと思っているのですが、デビュー以降4曲目までは演歌以外の楽曲を歌ってきました。それぞれの楽曲も多くの方々に愛していただいているのですが、ファンの皆さんは心のどこかで「演歌も歌ってほしい」と想っていただいていたのだと思います。そこに演歌の新曲『万燈籠』をお届けしたので、高まっていた想いが一気に爆発した感じで、毎回歌うたびに喜んでいただいているのをビンビン感じています。
初めて『万燈籠』をお客様の前で披露した時には、歌を聴きながら泣いてくださる方がたくさんいたんですよ。「この曲をいただけて本当に良かった」と感じて、今でも忘れられない瞬間ですね。
━━ご自身も初めて聞いた時には涙が出たと以前のインタビューで答えておられましたが、リリース以降何度も『万燈籠』を歌ってこられて、歌い方や歌の解釈に変化はありましたか?
とても良い楽曲なのですが、歌の主人公のような気持ちになったことがないので、最初はどう歌ったらいいのかよくわからなかったんです。僕が背伸びしても届かない“大人な曲”なんだと思っていたのですが、作曲の大谷明裕先生のところへレッスンに通う中で「波人らしく歌えばいいんだよ」という言葉をいただいて、その言葉で吹っ切れました。
それまでは無理して背伸びして歌の世界を想像して歌っていたので、少し軽い感じに聴こえていたのではないかと思うんです。でも今は、その時の僕自身の気持ちをこめて歌うようにしています。僕自身の原点である“演歌”を歌える喜びを噛みしめながら、歌の世界を皆さんにお届けすることを第一に心がけています。
━━YouTubeの公式チャンネル「ぽぽちゃんねる」では、美川憲一さんの『さそり座の女』や中森明菜さんの『飾りじゃないのよ涙は』、シャ乱Qさんの『シングルベッド』など、様々な楽曲をカバーしていますね。
いろんな名曲にチャレンジさせていただいています。毎週火曜日21時から生配信もしていて、その中でもカバーを披露させていただいているんです。そうしたカバーに寄せられたご意見や、生配信中に皆さんからいただいたリクエストも選曲の参考にしています。中島みゆきさんの『糸』なんかは、皆さんから数多くリクエストをいただいているのにまだ動画にできていない曲のひとつですね。僕自身も歌いたい曲がたくさんあって、毎回何を歌うか選ぶのが本当に大変なんですよ。
━━生配信を通じて、ファンの声が直接届いているんですね。
いつもたくさんのお便りやご意見をいただいています。ファンの皆さんの声がダイレクトに届くので、僕自身もこの生配信を毎週楽しみにしているんです。僕がまだ行ったことのない街の方々とつながれるのもうれしいですね。
実は中国やフィリピン、イギリスやハワイなど、日本以外の国の方にも観ていただいていて、中にはYouTubeで僕のことを知って、わざわざ日本まで来てイベントに参加してくれた方がいらっしゃいました。海外からお越しいただいたと聞いた時は驚きましたが、うれしかったですね。
━━YouTubeでは歌唱動画やゲストとのコラボ動画など、様々な動画をアップしておられますが、ネタはどうやって決めているのでしょうか?
僕とスタッフの皆さんが集まって、雑談しながら思いついたネタを出しあって決めています。たくさん駄菓子を買い込んで、生配信中に「懐かしのお菓子パーティー」を開いたことがあるのですが、それは僕のアイデアでした。僕は幼い頃に宮田製菓の「ヤングドーナツ」が好きで遠足などに持っていった覚えがあるのですが、それを久しぶりに食べながら配信できたのは面白かったです。
━━今後やってみたい動画の企画はありますか?
街歩きや食レポに挑戦したいと思っています。ただ、事前に撮影許可をとったり、一般の方の映り込みがあったりするといった問題も出てくると思うので、事前の準備が必要かなと思ってまだ実現できずにいます。浅草で人力車に乗ったり、川越で食べ歩きをしたりといった動画を撮ったら楽しそうですよね。
━━最近、プライベートでハマっていることはありますか?
実は最近、韓国のドラマにハマっています。レコード会社のスタッフの方に「すっごく面白い韓国ドラマがあるんだけど、その主人公の俳優が波人くんによく似ているんだよね」と言われたのがきっかけで、そのドラマを観てすっかりハマりました。
ソン・ガンという俳優さんが主演の『マイ・デーモン』というドラマで、悪魔と人間の恋愛を描いた作品なのですが、面白すぎて休みの日に一気に全話観てしまいました。そこから、ソン・ガンさんの出演しているドラマを中心にいろんなドラマを観るようになったんです。
今ではすっかり“ソン・ガン推し”で、先日も新大久保にソン・ガンさんのグッズを見に行きました。今はソン・ガンさんが日本でファンミーティングを開いてくれるのを心待ちにしている状態です(笑)。
━━ “韓ドラ沼”が“推し活”に発展したんですね。
韓国ドラマは1話当たりの時間が日本より長くて話数も多いのですが、観始めると止まらなくなって、休みの日に一日中部屋にこもって観ていることもありますね。僕はまだ海外に出たことがないのですが、もともと韓国コスメなどには興味があって行きたいと思っていました。今ではドラマの聖地巡礼の楽しみも加わったので、よけいに“韓国に行きたい熱”が高まっていますね。年内に韓国旅行に行くことが、プライベートの目標です。
━━2024年も半分が終わりましたが、今年前半を振り返ってみての感想は?
とにかく走り回りました。僕はコロナ禍にデビューしたので、当初はなかなか全国各地には行けませんでした。その反動なのかと思うくらい、今年はあちこちに行かせていただいています。大阪に行った翌日に福岡、その翌日に東京に戻ってさらに翌日はまた大阪なんていうこともありました。移動続きの毎日で、2024年前半はすごく充実していた気がします。9月の僕の誕生日にはファンの方々との初めてのバスツアーも開催させていただく予定ですし、地元の和歌山でのディナーショーも考えているので、今年後半はもっともっと充実させていただきたいですね。
━━そのためにも、これからの暑い夏を乗り越えなくてはいけませんね。原田流の夏バテ対策はありますか?
僕は日焼けもしたくない方だし、暑いと食欲がなくなるので、地元の和歌山にいた頃から毎日梅干を2〜3粒食べています。実際に梅干しが食欲を活性化するという研究もあるそうですが、東京に出てきてからも実家から梅干しを送ってもらって毎日食べています。これは、皆さんにもお勧めしたいですね。我が地元の南高梅が特にお勧めです(笑)。
それ以外の夏バテ対策としては、とにかく“熱いステージ”をお届けすることですね。ステージに立つと、会場のエアコンが効かないくらいの熱気で皆さんが盛り上がっていますし、そうやって盛り上がっている時は“暑さ”なんて関係ないですから、そういうステージをたくさんお届けできるように心がけています。すでに猛暑日が続いていますが、今年の夏は僕と一緒に熱く盛り上がってほしいですね。
━━最後に、「うたびと」の読者にメッセージをお願いします。
いつも応援していただきありがとうございます。満を持して発売させていただきました演歌の新曲『万燈籠』は楽しんでいただけましたでしょうか。
なかなか直接お目にかかれない方もいらっしゃると思いますが、各種SNSを通じて届くコメントやメッセージには日々励まされております。演歌Z世代として、そうしたSNSを通じての活動も含めて、皆さんと直接お会いできることを楽しみに頑張っていきます。直接遊びにいらしていただいた時には、「波人コール」で応援していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします!
原田波人『万燈籠』ミュージックビデオ
原田波人『万燈籠』
発売中
品番:CRCN-8642
価格:¥1,500(税¥1,364)
【収録曲】
1.万燈籠(作詩:北爪 葵/作曲:大谷明裕/編曲:夏目哲郎)
2.海風塔(作詩:日野浦かなで/作曲:木村竜蔵/編曲:夏目哲郎)
3.万燈籠 (オリジナル・カラオケ)
4.海風塔 (オリジナル・カラオケ)
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