花園直道とパク・ジュニョンが舞台で夢のコラボレーション! 東京・千代田区の内幸町ホールで4年ぶりに共演、歌に芝居に、圧巻のステージを披露!!

2022.6.6

日舞パフォーマーの花園直道と歌手のパク・ジュニョンが6月3日、東京・千代田区の内幸町ホールで『IT’S SHOW TIME!! Vol.4 花園直道×パク•ジュニョン ~日韓 夢のコラボレーション~』を開催した。

同公演は、“日本舞踊界の貴公子”で知られる花園と、最新曲『銀閣寺』がヒット中のパクが4年ぶりに共演を果たした人気エンターテインメントショー。第1部の「日韓チング・オペレッタ」は、花園が企画・総合プロデュースを手掛け、脚本はさらだたまこ、演出は友永コリエが務めた。花園とパクの他、ミュージカル俳優の観月ゆうじKen兄☆阿部公平中島佑太が華を添え、ピアノ演奏を山本裕太が務めた。

第1部の歌劇では、“友情(チング)”をテーマに、敵対し続ける日本人の花園と、韓国人のパクが兄弟だったという設定で、小学生に戻ったり、女性になったりと、リンゴの誘惑に振り回されながらも時空を超えて、2人の友情が試されていく。2人は、仲良しだったあの頃に戻れるのか!? それとも、ずっと憎しみ合い、戦い続けるしかないのだろうか——!? という友情物語が描かれた。

韓国アイドルグループ・KARAのヒット曲『ミスター』で幕が開けたステージでは、花園とパクが、刀と銃で戦う勇ましい姿から、ランドセルを背負ったあどけない小学生や、チマチョゴリを着た女性を見事に演じたりと、楽しい演出が盛りだくさん。

「IT’S SHOW TIME!!」でしか見ることができない、2人の微笑ましいアドリブの掛け合いと、めくるめく変身ぶりに、観客からは笑みがこぼれ、歓喜に沸いていた。

第2部では、花園とパクが日本と韓国の楽曲を披露する歌謡ショーが行われた。花園が代表を務めるJPN dance協会所属のASUNAあずみが加わり、花園とともにマイケル・ジャクソンメドレーなどを披露。花園の最新曲『希望の詩〜立ち上がれニッポン〜』では、観客もタオルを回し、会場は活気であふれた。

パクは最新曲『銀閣寺』、そしてカップリング曲の『夕霧挽歌』『月よ高く昇れ』を歌唱した。紙吹雪が舞う中、チョー・ヨンピルのヒット曲『恨五百年』をアカペラで熱唱するパクと、三味線を弾く花園の共演は圧巻の迫力で、観客は大きな拍手を送っていた。

公演後の取材では、花園は「本番が終わってホッとしています。お客さまから『楽しかったよ』と言っていただけたので一安心です。全員集まって稽古したのが1回しかなかったのでドキドキでした。お客さまが入って生まれる臨場感や空気感があって、お客さまに救っていただけたと思います。幸せでした」と感想を語った。

パクは「いくら稽古を重ねても本番はどうなるかわからないので、無事に舞台が終わってホッとしました。いろんなシミュレーションをしながら練習をしてきました。客席を回ったのも久しぶりで、欲を言えば皆さんとハイタッチをしたかったですね。皆さんと距離が近くて、ショーを皆さんと一緒に作っているような気がして嬉しかったです」と語っていた。

絶妙なコンビネーションを披露した花園とパク。彼らのさらなる活躍に期待したい!

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