山西アカリが出身地・和歌山の都内アンテナショップ「わかやま紀州館」でソロデビューイベント 「故郷へ感謝、夢を追って都会で頑張る姿を見守ってほしい」

2022.6.30

演歌歌手の山西アカリが29日、東京・有楽町にある和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」でデビューイベントを行った。

デビューシングル『拝啓 みかんの里』を6月29日に発売した、和歌山県有田(ありだ)出身の山西は、2017年にメジャーデビューし4年間で4枚のシングルと4枚のアルバムを発売した女性3人組グループ「水雲ーMIZMO-」(2021年9月30日に解散の元メンバー。
主旋律・高音・低音の3つのハーモニーで演歌を歌う“本格派演歌ガールズグループ”「AKANE」という芸名で「主旋律」のメインボーカルを担当していたが、今回「山西アカリ」に改名しソロデビュー。過去には2007年のNHK「のど自慢」(和歌山県田辺市)で優勝しその年のグランドチャンピオン大会に出場、その後作曲家の水森英夫にスカウトされた実力の持ち主だ。

店頭には、和歌山観光PRキャラクター「わかぱん」も応援に駆けつける中、山西自身がセレクトした当日限定の和歌山物産品詰め合わせ「みかんセット」(税込み1,500円)と「アカリセット」(税込み2,200円)の2種類を、各限定20セット販売。自らも接客に参加し、来店客一人ひとりに手渡した。山西は「これまでは水雲という3人グループで活動していたのですが、今回はソロで活動することになったので、これから第2章が始まるなというフレッシュな気持ちで今日を迎えることができました」とニッコリ。グループ時代のメンバーとは、解散後も頻繁に連絡を取り合っているそうで、「いつも相談に乗ってくれているので、大切な仲間であることに変わりはないです。私にとって、メンバーの存在は偉大です」と話した。

ソロデビュー曲は彼女の故郷・和歌山に思いを馳せたさわやかな楽曲で、「私の故郷が和歌山県の有田というみかんが有名な町で、恩師の水森英夫先生が『望郷演歌をアカリに歌わせたらどういうふうになるのか』ということで曲を作ってくださいました。歌詞がすべて私のいまの等身大の姿を描いてくださっている作品になっています。一番の歌詞にある『段々畑に 咲く頃ですね』というのもすごく情景が浮かびますし、5月頭にはみかんの小さなお花が一斉に咲いて、町中が甘い香りに包まれる。そういう風景も歌いながら浮かびます。冬になるとみかん取りのお手伝いも実際にしていたので、その情景を思いだしながら故郷への感謝、夢を追って都会で頑張る姿を見守っていてね、という気持ちになっています」と語る。

記者からの「ライバルは誰ですか?」という質問には「いつもライバルは自分自身だと思っているのですが、一歩でも近づきたいと目標としているのは、同じ事務所に所属の山内惠介さんです。その山内さんは私のあこがれの存在でして、実は今朝早くラインで『ソロデビューおめでとう。これからみかんの季節だね。フレッシュで頑張れ!』というメッセージをくださって、すごくうれしかったです。大きな背中ではありますが、全力で追いかけていきたいです」と答え、大張り切り。

また「目標は紅白ですか?」という質問には「演歌歌手に本気でなりたいと思ったきっかけが、NHKのど自慢チャンピオン大会に出場してNHKホールに立ったときだったので、今度は年末のNHK紅白歌合戦でその舞台に立ちたい」と意欲を燃やしていた。

(提供:サンニュース)

山西アカリ『拝啓 みかんの里』

発売中

品番:TKCA-91435
価格:¥1,350

【収録曲】

1.拝啓 みかんの里(作詞:岸快生/作曲:水森英夫/編曲:伊戸のりお)
2.ネオンしぐれ(作詞:岸快生/作曲:水森英夫/編曲:伊戸のりお)
3.拝啓 みかんの里(オリジナル・カラオケ)
4.ネオンしぐれ (オリジナル・カラオケ)

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