加山雄三が3枚組の新譜『加山雄三ラストショー～永遠の若大将～』を11月30日に発売 新曲『海が男にしてくれた』MVも公開！
歌手の加山雄三が2022年11月30日（水）にアルバム『加山雄三ラストショー～永遠の若大将～』を発売し、同アルバムに収録された新曲『海が男にしてくれた』のミュージックビデオを公開した。
新曲『海が男にしてくれた』の歌詞は、加山に手渡されていた作詞家の故・岩谷時子のエッセイがもとになっている。「このエッセイの中には“海が男にしてくれた”という意味が含まれてるのよ」と詞を渡したとき、加山にそう伝えられた。岩谷が逝去した数年後、加山家のピアノの上になぜか詞が置かれていた。岩谷時子財団に確認したところ、確かに岩谷の直筆だったという。その後、この詞に曲をつけることを許諾された。今まで加山と岩谷は151曲を共に作ったが、作曲より先に作詞を行う楽曲制作は初めてだった。岩谷が残した詞の譜割は難しく、補作詞をする必要があった。曲が完成するまでに数年の月日が流れたが、2度とないと思われた岩谷と弾厚作（加山のペンネーム）コンビの152曲目の新曲が完成した。新曲『海が男にしてくれた』は、黄金の名コンビ岩谷時子と弾厚作のラストソングとなる。
茅ヶ崎で育った加山は14歳で多感な時期、沖にある烏帽子岩に行くために自作でカヌーを作り、海に出た。昔からの憧れだった烏帽子岩についたとき、そして沖から浜辺を見たとき、自分の人生観が変わったという。物事の視点を違う角度から見ることができるようになったのもこの体験からだ。まさに、海には「幸せ」があり、海と船は加山にとって「夢」そのものになった。そのような想いが込められた『海が男にしてくれた』の歌詞は長い年月を超え、加山が年内をもってコンサート活動からの引退を発表したその年に、最新曲としてリリースされた。
歌詞の世界にもあるように、どんなに苦しいことがあっても「夜明けが俺を誘う」「カモメたちが唄いだしを教えてくれる」近くにはたくさんの仲間たちがいるんだというメッセージが込められた。そして、若かりし初恋の相手に思いを馳せ、油絵を淡々と描き、朗々と歌う加山の姿が描かれている。
ミュージックビデオに出演した加山の初恋役には、11月より配信がスタートしたNetflixドラマ「First Love 初恋」で、主人公・也英の学生時代を演じきった八木莉可子が抜擢された。彼女の透明で初々しいイメージと、加山が思いを馳せた大事な人とのイメージがピッタリとはまったという。
加山雄三『海が男のしてくれた』ミュージックビデオ
加山雄三『加山雄三ラストショー～永遠の若大将～』
発売中
品番：MUCD-1503〜5
LIVE CD（2CD）＋新曲スタジオ録音音源（1CD）3枚組
価格：￥5,060
【収録曲】
CD1（LIVE）
M1.海 その愛
M2.ある日渚に
M3.夜空を仰いで
M4.俺は海の子
M5.湘南ひき潮
M6.まだ見ぬ恋人
M7.君のために
M8.ひとり渚で
M9.光進丸
CD2（LIVE）
M10.そして陽は昇りつづける（バーチャル若大将）
M11.旅人よ（加山雄三、バーチャル若大将）
M12.蒼い星くず
M13.白い砂の少女
M14.ブラック・サンド・ビーチ
M15.霧雨の舗道
M16.君が好きだから
M17.ブライト・ホーン
M18.夕陽は赤く
M19.明日に架ける橋
M20.September 4th（9月4日）
M21ぼくの妹に
M22.恋は紅いバラ
M23.夜空の星
EC1.お嫁においで
EC2.サライ
EC3.君といつまでも
EC4.愛する時は今
CD3（スタジオ録音音源）
1.海が男にしてくれた
2.そして陽は昇りつづける（コーラス：ザ・ワイルドワンズ）
3海が男にしてくれた（Instrumental）
4.そして陽は昇りつづける（Instrumental）
5.そして陽は昇りつづける（バーチャル若大将）
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