水森かおりが徳間ジャパン元社長・徳間康快の墓前でNHK紅白歌合戦出場を報告 「皆さんに楽しんでいただけるパフォーマンスになったら」と意気込み語る
歌手の水森かおりが8日、東京・西麻布の長谷寺を訪れ、所属レコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」の元社長、故・徳間康快さんの墓前に、NHK紅白歌合戦の20年連続出場を報告した。
“ご当地ソングの女王”として知られ、今年発売した楽曲『九十九里浜』がロングヒット中の水森かおり。徳間さんは、芽が出なかった新人時代の水森を温かく激励してくれた恩人だった。水森はお墓で報告を終えた後、取材陣に20年連続となる紅白出場への意気込みを語った。
水森は「夢のような回数で、自分の名前の横に(20)と書かれているのを見たときは、20回もステージに立たせていただいているんだなと重みを感じました。出場者の枠も決められていて、その中でも演歌・歌謡曲の枠が少ない中で、選んでいただけるというのはとてもありがたいことです。1年間支えてくださったファンの皆さんとスタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。徳間さんには生前、『紅白に出られるような、大きな歌手になるように頑張れよ』と優しく励ましていただきました。またこうして紅白出場の報告ができて嬉しいですね」と語った。
2003年の紅白初出場決定の連絡を受けた際の話を聞かれ、水森は「ちょうど名古屋の松坂屋で洋服を買っていて(笑)、マネージャーさんから連絡をいただきました。それから東京で会見があったりと、あれよあれよと目まぐるしく劇的に変わっていきました。紅白ってすごいなぁと思ったのが印象に残っています。全部を覚えていますね。ステージでの景色も感情も覚えています。当日の朝は追突事故に遭っていたんですけども(笑)、すごい1日だったなと鳥肌が立ちますね」と振り返った。
水森は今年の紅白について「皆さんに楽しんでいただけるパフォーマンスになったらいいなと思います。去年は初めての中継で、ここで墓前報告させていただいたときにはロケが始まっていて、言いたくてしょうがなかったです(笑)。今回はどこにもロケには行っていないということはお伝えしたいですね」と明かした。
また、毎年注目を集める豪華な衣装について「衣装は何も決まっていません。桂由美先生にお願いしたいと思っていますが、何も決まってなくてこれからです」と話した。
またこの日、水森は2023年1月24日(火)に新曲『日向岬』を発売することを発表した。水森は「今回の歌の舞台は、宮崎県で『日向岬』という歌です。今までにないような明るい歌です。切々と歌い上げるというよりも、聞いていてスカッとするような、そんな作品です。今までにない歌唱で歌わせていただいています」と紹介。「『日向岬』を聴いた皆さんが元気になったな、また頑張ろう!と思っていただけるような歌です。切ない失恋の歌ではありますが、今までで最上級に明るい感じかもしれません。だからといって音頭ではありません(笑)」と笑いを誘った。
最後に、水森は私生活について聞かれ、「今年はナイツの塙さんと相撲観戦に行って、皆さんに不思議なツーショットだと言われました。前も言いましたが、サンドウィッチマンの伊達さん次第なんです。『姉さんの将来は僕に任せてください!』と言ってくれたので任せていますが、誰も紹介してくれていません(笑)。伊達さんはお忙しいですからね。気長に待ちたいと思います。来年は50歳なので、良い50代を過ごせたらいいなと思います」と期待を込めた。
来年でデビュー28年目を迎える水森かおり。20年連続出場となる今年の紅白でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待して待ちたい!
水森かおり『日向岬』
2023年1月24日(火)発売
品番:TKCA-91500
価格:¥1,400
【収録曲】
1.日向岬(作詞:かず翼/作曲:弦哲也/編曲:;伊戸のりお)
2.離愁(作詞:かず翼/作曲:弦哲也/編曲:;伊戸のりお)
3.日向岬(オリジナル・カラオケ)
4.離愁(オリジナル・カラオケ)
5.日向岬(半音下げ・カラオケ)
6.離愁(半音下げ・カラオケ)
7.日向岬(半音下げ・カラオケ・ガイドメロ入り)
8.離愁(半音下げ・カラオケ・ガイドメロ入り)
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