市川由紀乃、誕生日にデビュー30周年の所信表明と新企画発表! 「まずはやってみようという気持ちで、何事にも挑んでいきたい」と抱負語る

2023.1.10

歌手の市川由紀乃が、47回目の誕生日を迎えた1月8日、東京・池袋のClub Mixaで2023年の所信表明と新企画の発表を行った。

1993年に『おんなの祭り』でデビューし、デビュー30周年を迎えた市川由紀乃。今回の所信表明では、2023年は「ソノサキへの船出」と題して、“新たなる船出(旅立ち)”をテーマに、これまで積み上げてきたものを大切にしながらも、“新たな試みに挑戦する一年”にすることが発表され、2023年に実施する企画も併せて発表された。

デビューから昨年までに発売した作品を、CDのジャケット写真で振り返るオープニング映像が流れ、市川は海をイメージした着物と船のシルエットが印象的な特注フィギュアをまとい登壇。「皆さま、あけましておめでとうございます。2023年を迎えまして本日、47歳になりました。今日は、今年1年の私自身の決意とさまざまな思いを皆さまにお伝えさせていただく貴重なお時間をいただけましたこと、すごく幸せに思っております。よろしくお願いいたします」とあいさつした。

続けて、市川は「昨年を振り返ると、『都わすれ』と『石狩ルーラン十六番地』の2作品を出させていただきました。そして2月には、大阪・新歌舞伎座で座長公演を務めさせていただきました。秋には、LINE CUBE SHIBUYAでリサイタルをやらせていただいて、一昨年よりも昨年は、ファンの皆さま、お客さまに歌を聴いていただく機会を多くいただけた1年だったと思います。
今年は、面白おかしい1年にしたいと思っています。笑顔を絶やさずに、たくさんの笑顔をお客さまにお届けできますように、そして、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思います。さまざまな市川由紀乃を見ていただいて、知っていただいて、歌手としても実りある1年にしたいと思っております。皆さま方にご指導いただきながら、今年また成長できますように努めてまいります」と表明。

その後、市川由紀乃の新たなる船出と誕生日を祝ってテープカットをし、大きな船をかたどったバースデーケーキが贈られた。バースデーケーキは、船上に『石狩ルーラン十六番地』の衣装をまとった市川が立っているという特注デザインで、「えぇ〜!すごーい!(顔が)似てますね!」と大喜びだった。

所信表明の後は、2023年に実施する企画の詳細が明かされた。今回の企画発表で挙げられたのは、

「特設サイト開設!」
「晩春!? 新曲リリース!」
「秋頃!? クルージングイベント!」
「リサイタル in LINE CUBE SHIBUYA」
「フォトシュシュ!」

と題した5つのトピック。

1つ目の「特設サイト開設!」は、“船出”にふさわしく、2023年2月に特設サイトがオープンすることが発表された。毎日の運勢を占えるおみくじなど、ファンが毎日訪れたくなる楽しい仕掛けが満載になるという。本サイトのローンチを前に、市川が47歳の誕生日を迎えた1月8日、Twitterが新たに開設した。

「晩春!? 新曲リリース!」では、4月から5月中に、“船出(旅立ち)”にちなんだ今年の勝負曲となる新曲をリリースすることが発表された。

そして「秋頃!? クルージングイベント!」は、今年の秋頃に豪華クルーザーで市川と海の旅を楽しめるファンクラブ限定イベントが開催されることが発表となった。

さらに、毎年恒例となっているリサイタルの開催も発表され、市川は「毎回素晴らしいスタッフの方々とのご縁を頂いて、昨年は今までの歌手人生で一番楽しいリサイタルでした。今年はまた楽しいを超えられるリサイタルを皆さんにお届けできるように頑張りたいと思います!」と意欲を込めた。

発表になった中で特に注目されたのは、有料の写真共有システム「フォトシュシュ!」。市川が昨年デビューしたインスタグラムや、1月8日に開設されたTwitterなどのSNSに加えて、ファンが写真とメッセージをリアルタイムに投稿して、市川本人と交流できる特別な場を設けるという。このサービスを導入するのは、歌手では市川が初めてとなる。

市川は「キャンペーンやイベントで、ツーショット写真が少しずつ撮れるような状況にはなってきているので、皆さんが日常に市川由紀乃をどう感じてもらっているのか、皆さんの自宅がどういう感じなのかとか(笑)、見えないところでつながっているというのを感じられる写真や、皆さんが見ている景色など、今度は私が皆さんのことを知ることができるのかなと思っているので、そこでお互いに知ることができて、ファンの皆さん同士でつながることができる場所になればいいなと思います」と期待を寄せた。

所信表明の後、市川は取材に応えた。今年の抱負を聞かれ、「今年は面白おかしい1年にしたいと思います。笑っていられる時間が少しでも長く、お越しくださる皆さんに、マスクの内側でもいっぱい笑顔になるように、とにかく面白おかしい1年だった!と思える1年にしたいと思います」と語り、「昨年は吉本新喜劇の皆さんとのご縁を頂いて、笑うことはすごく大事だなと思ったり、口角が上がっているといいことがやってくる気がして、自分の歌やステージで皆さんにお届けできたらいいなという思いがあります。楽しいことがすごく好きなので、面白いおかしいことを真面目にやる、と自分の中で根付いています。リサイタルでもやりたいという思いもあります」と話した。

今回発表された企画について「さまざまな企画はレコード会社のスタッフの皆さんがいろいろと考えてくださいました。いまだにお会いできていない方がいらっしゃる中で、会えなくてもつながることの大切さや喜びをいろいろな企画を通してお伝えしていきたいです。それに自分がどうこたえて、どう歌って、どう自分の言葉で皆さんに返していけるかが自分の務めであり、責任だと思っています。何事もいろんなことに対して、できるかできないかではなくて、まずはやってみようという気持ちで、何事にも挑んでいきたい」と語った。

吉本新喜劇との再共演について「吉本新喜劇の浅香あき恵さんや川畑泰史さんとは、今もありがたいことにご縁を頂いているので、何かがあったらすぐ駆けつけたいという思いと、昨年はリサイタルに川畑さんがサプライズで来てくださったので、何かまた一緒にやらせていただけたら」と期待を膨らませた。

そして、47歳の誕生日を迎えた心境を聞かれ、「こうして誕生日イベントをやらせていただけるのはすごく幸せに思いますし、朝からファンの皆さんがインスタグラムで誕生日のコメントをくださったり、歌手仲間のみんながメッセージをくれてうれしいです。この年齢になると、改めて産んでくれた母への感謝の気持ちが強くなって、今朝は家を出るときにすごく泣いてきました。若い頃は歳を重ねていくことが楽しくて、今は歳を重ねていけばいくほど、親に対する感謝の気持ちと、この一年一年を大事に生きていこうという気持ちが強くなりました」と涙ぐむ一幕もあった。

最後に、デビュー30周年の今年、6年ぶりの紅白歌合戦に向けた意気込みを聞かれ、「昨年は母と一緒に紅白を観て過ごしました。1年間の最後の日に歌手としての仕事を終えて家に帰ってこられるというのは、歌い手冥利に尽きる1年だと思うので、そこにたどり着けるように一歩一歩大事に過ごして、31日の日を迎えられたら」と誓った。

新境地を切り拓きつつある市川由紀乃の今後の活動に注目したい!

市川由紀乃『石狩ルーラン十六番地』Music Video

市川由紀乃『石狩ルーラン十六番地』

発売中

品番:KICM-31076
価格:¥1,400

【収録曲】

1.石狩ルーラン十六番地(作詞:吉田 旺/作曲:幸 耕平/編曲:坂本昌之)
2.泣き虫ワルツ(作詞:石原信一/作曲:幸 耕平/編曲:坂本昌之)
3.石狩ルーラン十六番地(オリジナル・カラオケ)
4.石狩ルーラン十六番地(一般用カラオケ・半音下げ)
5.泣き虫ワルツ(オリジナル・カラオケ)
6.泣き虫ワルツ(一般用カラオケ・半音下げ)

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