男石宜隆と木村徹二が東京・青山で「1日遅れのバレンタインライブ 〜ストレートな愛をお届けします〜」を開催し全21曲を披露 二人の仲良しエピソードなどスペシャルインタビューもお届け!

2023.2.16

歌手の男石宜隆木村徹二が2月15日、東京・港区のLiveレストラン青山「1日遅れのバレンタインライブ 〜ストレートな愛をお届けします〜」を開催した。

西日本を中心に活動しデビュー11 年目を迎えた男石宜隆と、鳥羽一郎の次男で昨年11月に演歌歌手としてソロデビューを果たした木村徹二。今回のライブは、昨年12月にコンサートで初共演して以来親交があるという2人が、初のジョイントライブを行ったもの。

会場には70人のファンが駆けつけ、満員御礼となった。色とりどりのペンライトが会場を染める中、この日のライブは尾崎豊のラブバラード『I LOVE YOU』で幕を開けた。2人はそれぞれの名前を呼ぶ黄色い声援に応えながら、北島三郎『函館の女』を熱唱した。

男石が「“天下無敵のサムライボイス”、男石宜隆です。よろしくお願いいたします!」とあいさつすると、木村も「“甘くとろけるチョコレートボイス”、木村徹二です。よろしくお願いいたします!普段は“ガツンと響く!アイアンボイス”ですが、今日はアイアンボイスを捨てて、チョコレートボイスでお届けさせていただこうと思います」とユーモアたっぷりにあいさつし、続いて2人の最新曲『那智の恋滝』『二代目』をお互いに歌い合うという普段はなかなか聴くことができない演出も。「てっちゃん!」「のぶちゃん!」と会場も大盛り上がりだった。

続いてステージは、バレンタインにちなんだラブソングのコーナーへ。「普段はお見せしない姿をお見せしたい」と語った2人は、高橋真梨子『for you・・・』テレサテン『時の流れに身をまかせ』など、昭和から平成の名曲ラブソングを披露。松田聖子『あなたに逢いたくて』欧陽菲菲『ラブ・イズ・オーバー』狩人『あずさ2号』ではデュオで熱唱した。

その後関西出身の男石が、やしきたかじんの大阪・東京メドレーを披露。男石が『やっぱ好きやねん』、木村が『東京』を歌唱した。

ライブ終盤はそれぞれのオリジナル曲を歌うコーナーへ。木村は『二代目』とそのカップリング曲『つむじ風』を熱唱。父・鳥羽一郎『兄弟船』を披露すると会場からは大きな歓声が。男石はオリジナル曲『閨の月影』『竹の花』『那智の恋滝』を情感たっぷりに熱唱、会場からは温かい声援があがった。

歌とトークで盛り上がっていたステージの終盤、この日の会場だったLiveレストラン青山のプロデュースを務める歌手の松前ひろ子がサプライズで登場。「先ほどまで三山ひろしと一緒に、北とぴあでテレビの収録をしていました。終わってから来ましたが『まだやってるの?』とびっくりしました(笑)。皆さまに一言だけでもご挨拶ができてうれしく思います。うちの三山ひろしもここでアルバイトをして、今があります。ここはとても運がいいところだと思っています。
木村くんはデビュー前から存じ上げていますが、いい青年です。男石さんはデビュー前から…いえ、つい最近ですね(一同笑)。何回かご挨拶をしている仲なので仲良くしてあげたいと思っているときにご一緒できてよかったです。トークが上手でしたよ。お客さまが吸い込まれるように見つめていましたね。皆さま本当にありがとうございます」と、2人にエールを送っていた。

歌も笑いも盛りだくさんだったこの日のジョイントライブは、大盛況の中幕を閉じた。

実は大の仲良し!? 男石宜隆と木村徹二に直撃インタビュー!

開演前のリハーサル後には男石と木村がインタビューに応じ、息ぴったりの二人の仲良しエピソードや、バレンタインの思い出などを語った。

——2人で初のジョイントライブが行われますが、お気持ちはいかがですか?

男石「てっちゃんとこうしてバレンタインライブを開催させていただくことができて、おかげさまでキャンセル待ちの満員御礼です。普段、僕らは新曲をアピールするお仕事が多いので、自分たちの曲より普段歌わないような歌を、皆さまにお届けできる特別な感じでショーができるのがとてもうれしく思います」

木村「僕と男石さんは元々、演歌を歌っていなかったという共通点があります。僕に限っては現在も、演歌のジャンルとポップスのジャンルの二軸でやっています。今日は両方が入ったライブになるので、気持ちの切り替えが少し難しいのかなというところもありながら、新鮮で非常に楽しみにしていたライブです。M Cの方はリハーサルより5割増しだと思っていただければ(笑)」

男石「上手いことてっちゃんを抑えられるようにがんばります(笑)!」

——お互いのことはどのように呼び合っているんですか?

男石「てっちゃん、男石さん、ですね」

木村「昨日から呼び始めました。昨日から仲良くなったんです(笑)。男石さんとの共演が、僕がデビューしてすぐで2、3カ月前のことです。神戸でご一緒させていただいて、そこで初めてお会いしました」

男石「その時から東京で一緒に何かできたらと言ってくださっていて、今回実現させていただくことができました」

木村「男石さんといろいろお話をさせていただく中で、“唯一の芸能界の友達”ということで。あまり友達を作られないということで……あっ、男石さんがですよ!僕は友達がいっぱいいますから(一同笑)」

男石「僕は友達がいないんです(笑)。てっちゃんだけなので!」

木村「男石さんはもちろん大先輩ですので、僕も男石さんのおかげでとても楽しくライブをさせていただいていますね」

——バレンタインのエピソードは何かありますか?

男石「小学校の時にたくさんチョコレートをもらいました。学年一位で、48個頂きました」

木村「48個!? すごいですね!」

——ジャニーズみたいじゃないですか!

男石「僕はジャニーズに興味がなかったので……」

木村「男石さんは、イケメン俳優を5人ぐらいきゅっと集めたようなルックスをされていますよね(一同笑)」

男石「てっちゃん(笑)!それどんな顔!?」

木村「イケメンなんですよ!」

——木村さんの体に男石さんの顔をつければ、仮面ライダー俳優っぽいですね!

木村「俺の顔は!?(マネージャーに『自称イケメンとはものが違うよ!』とツッコミを受けて)違いますか、残念だなぁ(笑)」

——木村さんは、バレンタインのエピソードは何かありますか?

木村「僕はあまりチョコレートをもらった記憶がないんですが、中学校の頃、友達5、6人でいて、その中の女の子1人がチロルチョコを配っていて。あとからその子に呼び出されて、別で本命のゴディバをもらいました。その後の進展は全然なかったですけども(笑)」

——最後に、今年2023年はどのようにしていきたいですか?

男石「いい形でコロナから復活できて、本当に忙しくさせていただいています。それだけでは満足せずに、もっといろんな形で上を目指していきたいと思います。基本は西日本が拠点ですが、今年は東日本中心に、活躍の場が広がるように進出して頑張っていきたいと思います」

木村「ありがたいことに3カ月前にデビューさせていただきました。デビュー間もないタイミングで忙しくさせていただいています。今年はこれを成し遂げるぞ、こういう目標を持つぞ、ということはあまりせずに、たくさんの方に名前を知っていただいて、顔を覚えていただいて、曲を聴いていただくということが最優先かなと思います。全国いろんなところで歌わせていただいて、お伺いさせていただこうかなと思っています。今年はがむしゃらにやるだけかなというところですね!」

ユーモアもサービス精神も旺盛な男石宜隆木村徹二の、さらなる飛躍に期待したい!

セットリスト

M1 I LOVE YOU(尾崎豊)
M2 函館の女(北島三郎)
M3 那智の恋滝
M4 二代目
M5 はじまりはいつも雨(ASKA)
M6 シングル・ベッド(シャ乱Q)
M7 for you・・・(高橋真梨子)
M8 ワインレッドの心(高橋真梨子)
M9 時の流れに身をまかせ(テレサテン)
M10 愛のままで・・・(秋元順子)
M11 あなたに逢いたくて(松田聖子)
M12 ラブ・イズ・オーバー(欧陽菲菲)
M13 あずさ2号(狩人)
M14 やっぱ好きやねん(やしきたかじん)
M15 東京(やしきたかじん)
M16 兄弟船(鳥羽一郎)
M17 つむじ風
M18 二代目
M19 閨の月影
M20 竹の花
M21 那智の恋滝

※()内はオリジナル歌手

「ありがとう!!母の日3兄弟ライブ〜歌で感謝をお伝えします〜」

出演者:男石宣隆、戸子台ふみや、木村徹二
日時:2023年5月17日(水)開場15:30/開演16:00
(当日14時〜入場整理券を配布)
会場:Liveレストラン青山
会費:ケーキ・ドリンク付 ¥6,000(全席自由席)
問い合わせ:株式会社虹色舎 03-5950-2484

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