青山新、東京・日本橋三井ホールで「青山新 コンサート 2023 〜飛翔〜」を開催 500人のファンの前で全19曲披露！
歌手の青山新が4月2日、東京・中央区の日本橋三井ホールで「青山新 コンサート 2023 〜飛翔〜」を開催した。
青山はテイチクエンタテインメント創立85周年・芸映創立60周年記念アーティストとして、2020年にデビュー。“演歌第７世代”の一人として注目を集める次世代歌手で、今年2月に発売した新曲『女のはじまり』では、新境地となる“女唄”に挑戦した。今回行われたコンサートは、自身3度目となるワンマンコンサートで、会場には500人のファンが駆けつけた。
青山が笑顔でステージに登場すると、ファンはうちわとペンライトで歓迎し、温かいムードでコンサートが始まった。新曲『女のはじまり』を熱唱した後、「今日はお越しくださりありがとうございます。会場の日本橋三井ホールは、青山新のファーストコンサートでも立たせていただいたステージで、一年越しにまたステージに立つことができ感慨深いです。今日は前回のコンサートを上回るステージにしたいです。来年5周年に向けて、10年20年と続けられるように頑張ってまいりたいと思います」とあいさつした。
青山はオリジナル曲『青春プロローグ』『奥州三関』を披露し、桜の季節に合わせた『がまん桜』、松任谷由実の『春よ、来い』を情感たっぷりに歌唱。さらに、衣装チェンジした青山は客席を回るラウンドを解禁し、ファンに満面の笑顔を振りまいた。
そして、コンサートはタイトルの“飛翔”にふさわしく、青山の挑戦がつまったジャズコーナーへ。青山が尊敬する八代亜紀がカバーしていたというフランク・シナトラの『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』、パティ・ページの『テネシーワルツ』を流暢な英語で歌唱し、ベニー・グッドマンの『シング・シング・シング』で渾身のタップダンスを披露した。
客席がさらに盛り上がったところで、青山にとって人生のルーツであり、大きな影響を受けてきた“女唄”の名曲チャレンジコーナーに突入。中森明菜の『難破船』、森昌子の『越冬つばめ』、角川博の『女のきもち』をカバーした。
衣装チェンジを挟んだ後は、オリジナル曲『仕方ないのさ』『迎えに来たよ』『君とどこまでも』を熱唱。青山は改めて「楽しくコンサートができているのは皆さんのおかげです。ありがとうございます。デビューした頃は、まさかこんなたくさんのお客さまの前で歌わせていただけるとは思っていませんでした。ファンの皆さんは優しくて、お手製のうちわも作っていただいて、本当に上手ですね。恩師の水森英夫先生と出会って8年が経ちますが、いまだに緊張します。先生には一番に褒めてほしいとか、一番に喜んでほしいと思っています。いつも支えてくださってありがとうございます」とファンに思いを伝えた。
本編のラストを飾った『翼をください』では、青山は涙を流しながら熱唱。会場は「がんばれー！」「新くーん！」と温かい声援に包まれた。
青山は「泣いてないってことには…できないですよね（笑）。今日はあっという間でした。コロナ禍にデビューして、歌手を続けていけるのか不安になったことが何度もありましたが、今日ハッキリと“歌手になって良かった”と実感しました。幸せです、ありがとうございます！」と喜びを噛み締めると、会場から大きな拍手が沸き起こった。
さらに「皆さん、僕が70歳になっても応援してくださいね。あと50年です（笑）。皆さん、大丈夫ですよね」と、“あざと新”な一面を見せると、会場は笑いに包まれた。
アンコールでは『シング・シング・シング』のタップダンスを再び披露し、『女のはじまり』、そして尾崎紀世彦の『また逢う日まで』を熱唱。青山新の新たな世界観を披露したコンサートは、拍手喝采の中幕を閉じた。
青山は開演前に報道陣の取材に応え、今回披露したタップダンスについては「実は1年くらい前に始めて、浦安でのワンマンコンサートでも披露させていただきました。タップダンスが青山新の武器やイメージカラーになればいいなと思っています。タップダンスを始めたのは、ビートたけしさんがタップダンスしているのを映像で観たことがきっかけでした。今回は先生にご指導いただかずに、1カ月ぐらい練習しました」と明かした。
さらに青山は今年挑戦してみたいことを聞かれ、「今年こそはジムに行きたいと思っています。僕も昨年ぐらいから身体を鍛えなきゃいけないなと思っていました。キャンペーンの空き時間に腕立て伏せを始めて、これをステージでやってみたら面白いんじゃないかということで、キャンペーンのステージで腕立て伏せを披露するようになりました（笑）」と明かした。
最後に青山は「もちろん大きな舞台である紅白歌合戦や、レコード大賞の舞台に立つという夢を抱きつつ、目の前にあることを一つひとつ成功させていくことを、変わらずにやっていきたいと思っています。今年から僕の年代は新社会人として就職するので、友達から刺激を受けながら、同じ社会人として負けないように、一生懸命歌に精進していきたいと思います」と熱意を込めた。
なお、青山は4月15日（土）に東京・北区の北とぴあ さくらホールで行われる「アニソン・戦隊モノだよ☆全員集合！」に出演予定。デビュー5周年を目前に新境地を拓いた、青山新のさらなる“飛翔”に期待したい！
セットリスト
M1 女のはじまり
M2 青春プロローグ
M3 奥州三関
M4 がまん桜
M5 春よ、来い（オリジナル歌唱：松任谷由実）
M6 フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン（オリジナル歌唱：フランク・シナトラ）
M7 テネシーワルツ（オリジナル歌唱：パティ・ページ）
M8 シング・シング・シング（オリジナル歌唱：ベニー・グッドマン）
M9 難破船（オリジナル歌唱：中森明菜）
M10 越冬つばめ（オリジナル歌唱：森昌子）
M11 女のきもち（オリジナル歌唱：角川博）
M12 どうにもならない恋だもの
M13 仕方ないのさ
M14 迎えに来たよ
M15 君とどこまでも
M16 翼をください
M17 女のはじまり
M18 シング・シング・シング（オリジナル歌唱：ベニー・グッドマン）
M19 また逢う日まで（オリジナル歌唱：尾崎紀世彦）
青山新『女のはじまり』
発売中
価格：￥1,400
CD
品番：TECA-23004
【収録曲】
1.女のはじまり（作詞：田久保真見／作曲：水森英夫／編曲：竹内弘一）
2.どうにもならない恋だもの（作詞：田久保真見／作曲：水森英夫／編曲：竹内弘一）
3.女のはじまり（オリジナル・カラオケ）
4.女のはじまり（メロ入り・カラオケ）
5.どうにもならない恋だもの（オリジナル・カラオケ）
CD+DVD
品番：TECA-23005
【収録曲】
1.女のはじまり
2.女のはじまり（オリジナル・カラオケ）
3.女のはじまり（メロ入り・カラオケ）
【DVD収録内容】
『女のはじまり』ミュージックビデオ
▽『女のはじまり』歌詞公開中
https://www.uta-net.com/song/331338/
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