【2023紅白リハーサル】石川さゆり「どんな人にも歌は平等に楽しめるものでありたい」 通算13回目の『津軽海峡・冬景色』を披露
2023年12月31日（日）19:20〜生放送の「第74回NHK紅白歌合戦」。
今年は昨年に引き続きNHKホールで有観客での開催となり、リハーサルも12月29日、30日の2日間にわたって行われている。
うたびとでは、演歌・歌謡曲アーティストを中心にリハーサルの様子をお届けする。
今回は石川さゆりの囲み取材の様子をお届け！
紅組史上最多出場となる46回目の紅白出場をする石川さゆり。昨年は『デビュー50周年SP 天城越え』と題し、和楽器と東京フィルハーモニー交響楽団のオーケストラ伴奏を従えた圧巻のステージを披露した。
今年は1977年にリリースした名曲『津軽海峡・冬景色』を披露する。2007年以降『天城越え』と『津軽海峡・冬景色』を毎年交互に披露しており、その圧倒的な存在感と歌唱力で魅せるステージは紅白に欠かせないものとなっている。
取材に応じた石川は、今年の演出について「今年こうやって紅白歌合戦がもとの紅白歌合戦に戻ってきたという活気を皆さんにしっかり届けたいという歌い手の思いがあり、でも世の中というのは世界中を見た時に、全てが明るい色になっているのだろうかと、そんなことを考えながら、どんな人にも歌は平等に楽しめるものでありたい、そして幸せで平和でありたいという思いがちゃんと届くように、今回の『津軽海峡・冬景色』は、NHKのスタッフの皆さんと考えながらシーンを作っていただいて歌唱したいと思います」と話した。
また、気になる衣装について「『津軽海峡・冬景色』ですから、もちろん着物です。いろんな波を越えていきたいという思いで、波が刺繍されています」と明かした。
石川は今年一年について「今年前半は、ゴールデンウィークが明けてコロナが5類になるまでは、コロナ禍を感じて活動していました。コンサートもなかなかできず、それが明けた途端に、コンサートで皆さんに会うことができました。『PERFECT DAYS』という素敵な映画に参加させていただいたり、『コタツがない家』というドラマの主題歌をやらせていただいたり、KREVAさんやSEIJI KAMEDAさんたちと『世界の子どもたちのことについて、私たちにできることをやろうよ』ということで、楽曲を初めてネットで配信しました。本当にいろんなことを思いましたね」と振り返った。
石川は、今年の漢字一文字に「考」を挙げ、「コロナ禍でみんな耐えるんだ！と言っていた時からふわっと解放されたような気がするけど、しっかりと考えて私たちはこれから行動していけなければならないことがあるのかな」と明かした。
昨年まで紅白歌合戦の司会を務めた大泉洋が、今年は白組歌手として初出場。赤組のライバルに石川の名前を挙げていたことを受けて、石川は「びっくりしました（笑）。ありがたいことでございます。キャリアとか関係ないですね。エンターテインメントというのは、その時代に皆さんにどれだけ楽しい時間や、感動を与えられるかですから」と話していた。
昨年デビュー50周年を迎えた石川さゆり。演歌史に残る名曲『津軽海峡・冬景色』の圧巻のステージに期待したい！
第74回NHK紅白歌合戦
放送日時：
2023年12月31日（日）19:20〜23:45
※中断ニュースあり
放送局：
NHK総合 BSP4K BS8K ラジオ第1
※NHK プラス配信あり
番組ページ：https://www.nhk.or.jp/kouhaku/
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