【新浜レオン】かわいいもの好きの愛されキャラ!?”歌謡新時代の恋人”に魅了される理由

2022.4.25

演歌第7世代の筆頭として知られる新浜レオン。父である演歌歌手・髙城靖雄の息子として誕生した新浜は、学業とかばん持ちを両立しながら、歌手としてデビューする道を模索する時期がありました。そこで今回は、新浜が歌謡歌手デビューするまでの道のりや新浜の魅力についてご紹介します。

歌謡歌手デビューまでの道のり

新浜は父親が演歌歌手だったこともあり、幼少期から演歌、歌謡曲に慣れ親しんでいたようです。そんな新浜が演歌・歌謡歌手としてデビューするまでを見ていきましょう。

演歌歌手・髙城靖雄の息子として誕生

新浜は1996年5月11日に千葉県で誕生しました。父は2代目「伯方の塩」のCMソングでおなじみの演歌歌手・髙城靖雄。その影響もあってか、家のテレビにはいつも歌謡番組が流れていたり、車のラジオでも歌謡曲を流していたりするなど、幼少期から演歌・歌謡曲が身近にあった環境で過ごしていたそうです。

野球に没頭した青春時代

野球部時代の新浜

幼少期から演歌に親しみがあった新浜ですが、当時の将来の夢はプロ野球選手になることでした。そのため、小学校2年生から高校3年生まで野球に全力を注いでおり、小・中・高でキャプテンを務めていました。

高校時代にはキャッチャーを務め、後にプロ野球選手となる重田倫明の女房役として活躍しましたが、目標としていた甲子園出場は叶わず、プロ野球選手になる夢は諦めることになってしまいました。

夢破れた後に出会った「歌謡歌手の夢」

プロ野球選手になる夢を諦めた新浜は、父・髙城のカバン持ちとして父の仕事を手伝うようになりました。その時、父のように人を喜ばせる仕事をしたいと考え、歌手の道を志すようになったといいます。

髙城からは進学を勧められ、大東文化大学に入学。大学での勉強と父のかばん持ちを両立する日々を送ります。大学3年生時には「ミスター大東コンテスト2017」で森田公一とトップギャランの『青春時代』を披露。グランプリを獲得し、「若い世代に向けても歌謡曲の素晴らしさを伝えていきたい」と歌謡歌手になることを明確に意識するようになりました。

そして、大学4年生になり周りの友人が就職活動に励むなか、新浜は自身の歌声を収録したデモテープを音楽レーベル会社に持参。担当者に聴いてもらう日々を送り、歌謡歌手デビューへの道を模索しました。

音楽会社の目に留まるも、大きな試練が……

あらゆる音楽レーベル会社にデモテープを持って行った結果、新浜の歌声にある音楽レーベル会社が興味を示しました。B’zや倉木麻衣らが所属するレーベル、ビーイングです。
新浜が作成したデモテープには演歌、歌謡曲、ポップスといった幅広い楽曲が収録されており、それらを歌いこなす歌唱力が気に入られたのです。

しかし、ここから大きな試練が待っていました。すでに野球部時代より10キロ減量していた新浜でしたが、資料作りのためのテスト撮影の際に筋肉質すぎる身体を指摘されてしまったのです。そこで新浜は自ら過酷な減量を行い、なんとわずか2週間で10キロの減量に成功。資料用のテスト撮影とデモ音源の収録に臨みました。

苦労の末に出会った運命的な一曲

デビュー当時の新浜

過酷なダイエットを経た新浜は、デモ曲を数十曲収録するもデビューには至らず、苦悩する日々が続きました。そんななか、転機が訪れます。作曲家・大谷明裕と作詞家・渡辺なつみとの出会いでした。

大谷は、氷川きよしの『満天の瞳(ほし)』、内山田洋とクール・ファイブの『ふたたび長崎』などを手掛けた作曲家、渡辺はアグネス・チャンや安室奈美恵、小柳ルミ子といった幅広いジャンルのアーティストに歌詞を提供している作詞家です。新浜に出会った大谷と渡辺は、新浜の誠実な人柄に惹かれ、新浜が歌謡歌手デビューするための楽曲『離さない 離さない』を制作。2019年5月1日、新浜のために立ち上げられたビーイングの演歌・歌謡の新レーベル「海峡レコード」から念願の歌謡歌手デビューを果たしました。

成田山新勝寺で行われたヒット祈願の様子

またデビューの先駆けとして、4月29日に幼少時から毎年必ず初詣に訪れていたという成田山新勝寺にてヒット祈願となる御護摩祈祷と歌唱イベントが開催されました。デビューを控えた歌手が由緒正しい成田山新勝寺でイベントを行うのは極めて異例で、当日は多くの報道陣が詰め駆け大きな話題となりました。

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デビュー後の活躍

苦労の末に歌謡歌手デビューを果たした新浜。デビュー後の様子を見てみましょう。

ビーイング初の歌謡歌手として活躍

デビュー曲『離さない 離さない』は、オリコン週間シングルランキング演歌・歌謡部門で1位(総合19位/2019年5月13日付)を記録し、歌謡歌手として好調なスタートを切った新浜。2019年5月6日からはチバテレで「はじめまして!僕、新浜レオンです!!」という冠番組が放送されるようになり、一気に知名度を上げていきました。

また、中澤卓也、真田ナオキ、辰巳ゆうと、青山新、門松みゆき、望月琉叶らとともに、20~30代前後、デビューして5年以内の若手演歌歌手を指す「演歌第7世代」に新浜も挙げられることが多く、彼らとともにコンサートやメディア出演することも増えていきました。

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大先輩・大黒摩季とのジョイントライブを開催

丸の内コットンクラブでの単独コンサートの様子

さらに、レーベルメイトであり音楽界の大先輩でもある大黒摩季とのジョイントライブやブルーノート東京で開催された増崎孝司がホストを務める『the Lounge』でのゲスト出演、丸の内コットンクラブでの単独コンサートなど、活躍の幅を広げています。

また、オフィシャルファンクラブ「LEON」が始動。2019年9月には日経ホールでの単独ファーストコンサートが実施され、チケットは事前ソールドアウトするほどの人気となりました。

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新浜レオンの魅力

今や演歌第7世代の中でも注目される歌手のひとりとなった新浜。その魅力を紐解いてみましょう。

モデル顔負けの美貌

歌謡歌手としての実力もさることながら、端正な顔立ちと引き締まった身体も魅力の一つとして挙げられます。「JUNON」や「週刊女性」といった有名雑誌にカラーページが組まれるほどで、モデル顔負けの美貌が存分に発揮されています。

歌に対する愛情と人並外れた礼儀正しさ

新浜の楽曲に対するストイックな姿勢、礼儀正しさと芯の強さ、歌への愛情は人並み以上に強く、所属事務所を含めたすべてのスタッフが新浜の人柄に心を打たれ、デビューへとつながっていきました。

特に、デビュー前に2種間で10キロ体重を落とした際は、とにかく運動して食事を控えるというストイックな日々を送っていましたが、トレーナーから「これ以上食べないと死んでしまうから、とにかく食べてくれ」と注意されるほどだったといいます。

また、同じく「演歌第7世代」と呼ばれる真田ナオキはCS「歌謡ポップスチャンネル」の人気番組「演歌男子。」(2020年4月8、22日放映)収録時の感想で「それぞれの個性がたくさん出ているのが一番の見どころ。特にレオンくんのド天然ぶりは本当に面白かったです」と語っており、男前な性格ながらどこか天然さが見えてしまう点も魅力なのかもしれません。

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かわいいものを愛する好青年

新浜が大好きなシナモロール(写真向かって左)と、れおすけ(写真向かって右)

男前な新浜ですが、実はかわいいキャラクターが好きという一面を持っています。特にシナモロールが大好きらしく、その縁で新浜をイメージした「れおすけ」が制作されるなどサンリオとのコラボレーションが実現しました。れおすけは新浜が大好きなシナモロールのデザイナー・奥村心雪が手掛けたオリジナルキャラクターで、現在では一緒にコンサートに出るなど大親友となっています。

うたびとの「新浜レオン月間」の特集でも、サンリオピューロランドでデートを満喫する姿や、「れおすけ」との対決する姿を見ることができるので、ぜひチェックしてください。

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新浜レオン月間

さまざまな人物から愛される「歌謡新時代の恋人」

端正な顔立ちと色気のある歌声を併せ持った新浜。歌謡歌手としてデビューするまでにはさまざまな試練がありましたが、「幅広い世代の皆様に、歌謡曲の素晴らしさを伝えていきたい」という新浜の思いと楽曲に対するストイックな姿勢、誠実な人柄が周りの人々の心を打ち、華々しいデビューへとつながっていきました。「歌謡新時代の恋人」がこれからどのように活躍していくのか、注目です。

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