真田ナオキが新曲『渋谷で…どう？』を3月9日にリリース！「自分もそろそろ大人な街・三軒茶屋に繰り出したい！」

2022.3.9

インタビュー

――最近一番ハマっているゲームは何ですか？

「ポケモンですね。左手で１月28日に発売された最新作『Pokémon LEGENDS アルセウス』をプレイして、右手でその前の作品を進めて……といった感じで楽しんでいます。ゲーム内のポケモン図鑑をコンプリートしないと気が済まないタイプなので、前作では図鑑を埋めるためにポケモンを探しつつ、最新作ではストーリーを進めています。ストーリー自体はそれほど長くないのですが、ポケモンは、ストーリーが終わった後も長く遊べるのがいいですよね。ポケモンを全種類捕まえて図鑑に登録し終えると、色違いのポケモンが1000分の1の確率で出現するお守りをもらえるのですが、この色違いのポケモンを１体捕まえるのに１週間くらいかかったりするんです。でも僕としては、色違いのポケモンも全部集めたくて……（苦笑）。
家ではゲーム機を同時に3台使っていて、1台で攻略動画を見て、他の2台でそれぞれ違うゲームをプレイしています。それと同時に、自分が仕事で歌う歌を聴くことも多いですね。右目でテレビを観て、左目でゲームをして、耳は歌を聴いてという感じで、好きなものに囲まれていたいんですよ。

――聖徳太子みたいですね！

もともとは、ファンの方にお会いした時にいろんな方向から声をかけていただくことがあるので、それを逃さず全部受け止めたいと思ったのがきっかけで訓練を始めたんです。その訓練を始めてから、一つの時間に一つのことしかしないのがもったいないと思ってしまうようになりました。

――人生を何倍も生きている感じですね。

そのほとんどがゲームですけどね（笑）。歌はもちろんですが、僕は興味を持ったことは何でも凝ってしまうんです。大好きな野球は、昨シーズンはセ・リーグの試合を1日3試合、全試合見ていました。時間がかかるので、テレビとタブレットとノートPCを使って、3試合同時視聴していました。次のシーズンは、セパ両リーグで1日6試合に挑戦したいと思っています。そうしたら日本シリーズがもっと楽しめると思うんですよね。野球を見る時は、大ファンのヤクルトのユニフォームを着て、ゲームをしたりはせずに野球に集中しています。
本当に凝り性で、オタク気質なところがあるんです。アニメも大好きで、小学生の時に『新世紀エヴァンゲリオン』にハマって、VHSビデオを擦り切れるくらい見ました。おかげでセリフもほとんど頭に入っています。
最近は“異世界転生モノ”のアニメにハマっていて、そのジャンルの作品を片っ端から見ています。それ以外にも、アニメの新番組の第1話は全部見ています。パッと見の印象だけで判断したりされたりするのは、すごく嫌なんですよ。“演歌”と聞いて、歌も聞かず僕自身も見ないまま敬遠されるのは寂しいですからね。実際、絵柄が好みじゃなくても、見たら面白いアニメというのはたくさんありますから、まずは1回試してほしいですね。

――コロナが収束して歌の仕事がもっと忙しくなったら、アニメを見る時間を作るのも大変ですね。

そうしたら、もっと頑張って詰め込みます（笑）。「いろんなものを犠牲にして……」という言い方がありますが、僕は何かを犠牲にしない努力をして、自分の好きな気持ちが詰まったものを届けるのが本当のエンターテインメントじゃないかなと思っています。自分が普段プライベートから楽しんでいなかったら、楽しい気持ちなんて伝えられないと思うんです。……という言い訳をしながら、夜通しゲームをしています（笑）。
「今の子供たちは、昔の子供ができたことがやれなくなっていたりして、かわいそうだな」という話を耳にしますが、逆に言うと僕らは年配の方々が子供時代に経験できなかったことが体験できる部分もあるので、そこはプラスにとらえています。今は、何か疑問に思うことがあっても、ちょっとスマホを操作すればすぐに答えが見つかる時代です。そうした時代に生きていられることは幸せだと思いますし、人生にとってムダになることなんてないという気持ちで、プライベートも仕事も充実させていきたいですね。