【個性が光る楽曲が続々登場!】2022年にリリースされた注目の演歌・歌謡曲15選(女性歌手編)

2022.6.16

2022年に入り、演歌・歌謡曲界でもさまざまな楽曲がリリースされました。前回は男性歌手編をお届けしましたが、今回は2022年にリリースされた注目楽曲(女性歌手編)をご紹介します。本格演歌特有の切ない恋模様や気丈な女性を表現した楽曲など、ミュージックビデオや関連情報とあわせて最新楽曲をチェックしましょう!

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2022年にリリースされた演歌・歌謡曲をご紹介!

それでは、ここから2022年にリリースされた楽曲をご紹介します!ミュージックビデオや関連記事もあわせてチェックしてみてください。

あなたに咲いた花だから(天童よしみ)

2022年1月5日にリリースされた、天童よしみのシングル。天童作品を手掛けた作詞家の中で一番作品数の多い水木れいじと、天童が初めてNHK紅白歌合戦に出場した際に披露した『酒きずな』を手掛けた作詞家・水森英夫が制作した楽曲。最愛の男性の別れた女性が、悲しみを抱えつつも思い出を胸に進む様子を、天童ののびやかで力強い歌声が表現しています。

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一夜桃色(藤井香愛)

2022年1月12日にリリースされた、藤井香愛のシングル。『残酷な天使のテーゼ』(高橋洋子)や『淋しい熱帯魚』(Wink)などを手掛けた作詞家・及川眠子と、『君を奪い去りたい』(純烈)、『プラハの橋』(竹島宏)などを手掛けた作曲家・幸耕平というヒットメーカー2人により制作された楽曲で、恋する喜びともどかしさを、藤井の持ち味であるハスキーボイスで表現しています。

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白糸恋情話(工藤あやの)

2022年1月26日にリリースされた、工藤あやの7枚目のシングル。石川県金沢市出身の文豪・泉鏡花の小説を題材にした楽曲で、これまでアップテンポな演歌や歌謡曲調の楽曲を歌ってきた工藤にとって、初の本格演歌作品となっています。

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しあわせワルツ(城之内早苗)

2022年1月26日にリリースされた、城之内早苗のシングル。本楽曲は、美空ひばりや西城秀樹、坂本冬美、森昌子 など大物歌手の作詞を手掛けた作詞家・たかたかしと作曲家・三木たかしが制作した楽曲。城之内のぬくもりのある声がじんわり心を温かくする、ワルツ調の楽曲になっています。

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雪陽炎(丘みどり)

2022年1月26日にリリースされた、丘みどりの第一子出産後の復帰 第1弾シングル。日本に古来から伝わる伝説「雪女」を題材にして、情熱的な女心を、丘の真骨頂であるのびやかで憂いのある歌声で表現しています。

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都わすれ(市川由紀乃)

2022年2月2日にリリースした、市川由紀乃のシングル。本作は『東京砂漠』(内山田洋とクール・ファイブ)や『喝采』(ちあきなおみ)などのヒット曲を世に出した作詞家・吉田旺と『愛をください~Don’t you cry~』(純烈)の作曲家・幸耕平のタッグによる楽曲。これまで叶わぬ恋や情念を多く歌ってきた市川ですが、本楽曲では愛する人と一緒に生きていくという強い覚悟を持った女性を歌っています。

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九十九里浜(水森かおり)

2022年2月15日にリリースした、水森かおりのシングル。「ご当地ソングの女王」として日本各地の名所を題材にした楽曲を歌ってきた水森ですが、本作は初めて千葉県を舞台にした楽曲。作曲は、2002年リリースのシングル『東尋坊』から一貫して水森の曲を作ってきた弦哲也が担当しています。

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冬の華(川中美幸)

2022年2月16日にリリースした、川中美幸のシングル。叶わぬ恋を経て感じた儚さや哀しさを、春を迎えるにつれて溶けていく雪に重ねて表現しており、川中の情念が詰まった歌声が楽曲の世界観にマッチしています。

ピンクのダイヤモンド(望月琉叶)

2022年2月23日にリリースした、望月琉叶のシングル。王道の演歌路線だったソロデビューシングル『失恋慕情』やセカンドシングル『面影・未練橋』とは対照的に、本作は昭和歌謡の匂いが残るロック調な楽曲となっています。

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花として人として(島津亜矢)

2022年3月16日にリリースされた、島津亜矢のシングル。本作は2000年にリリースされた『相生』以来となる作詞家・たかたかしが作詞を手掛けている。地球、未来をテーマにした壮大な愛を歌っている楽曲で、島津の力強くも温かな歌声が楽曲の世界観にマッチしています。

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残雪(石川さゆり)

2022年3月25日にリリースされた、石川さゆりのシングル。本作はシンガーソングライターである加藤登紀子が作詞・作曲を手掛けており、故郷を想う熱い気持ちを、寒さに耐えながら飛ぶ渡り鳥になぞらえた楽曲。哀愁を帯びた石川の歌声が楽曲の世界観に深みを与えています。

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こころ町(羽山みずき)

2022年4月6日にリリースされた、羽山みずきのシングル。最愛の人と別れた女性が、二人で過ごした日々を思い返しながら復縁することを「心待ち」にする様子を、羽山の優しい歌声で表現しています。

赤いひまわり(おかゆ)

2022年4月27日にリリースされた、おかゆのシングル。本作はおかゆ自身が作詞・作曲を手掛けており、北海道勇払郡(ゆうふつぐん)安平町(あびらちょう)に咲く「赤いひまわり(中南米原産の花「チトニア」のこと)」を題材にした楽曲。恋人だと思っていた男性の愛は本物ではなかったと気付いた女性の、悲しみや葛藤を表現しています。

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彼岸花咲いて(門松みゆき)

2022年5月25日にリリースされた、門松みゆきのシングル。本作は突然姿を消したパートナーを追い求める女性の心情を表現しており、門松の持ち味の緊張感ある太い歌声が響く楽曲になっています。

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酔中花(坂本冬美)

2022年5月25日にリリースされた、坂本冬美のシングル。前作『ブッダのように私は死んだ』から1年半ぶりとなる楽曲で、愛してはいけない人を愛してしまった女性の心情を坂本の切ない歌声が表現しています。

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2022年を彩る実力派女性歌手の楽曲たち

今回は2022年にリリースされた注目の演歌・歌謡曲(女性歌手編)を15曲紹介しました。
叶わぬ恋に落ちてしまった女性の心情を描いた楽曲、地球・未来をテーマにした壮大な愛を歌う楽曲、帰ることができない故郷を想う楽曲など、さまざまな想いが詰まった楽曲がリリースされています。それぞれの楽曲を聴き比べながら、作品の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。

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